なぜ私たちは、こんなにも他人と比べてしまうのだろうか。
「比べること」が、自信を奪っていく。
テストの点数、足の速さ、絵の上手さ、友達の多さ。
私たちは日々、無意識のうちに自分と誰かを比べている。そして多くの場合、比べた結果は「自分はダメだ」という気持ちにつながってしまう。
考えてみてほしい。クラスに30人いれば、どんな得意なことでも、自分よりうまい人が必ずいる。「誰かより上」を目指す限り、本当の意味で満足できる日は、ほとんど来ない。
学校はそういうところだ、というのは確かだと思う。
でも、そうであるなら、自分の視点を変えることが、「比べること」からくる自己肯定感の低下から自分自身を守ってくれることにもなる。
本当の成長は「昨日の自分との差」にある
オリンピックに出るような選手は、ライバルと自分を比べることに全力を注いでいるかどうか。
もちろん意識はするが、本当に大切にしているのは「自分の記録を更新できたか」ではないだろうか。0.01秒の短縮に、全力を尽くす。
小さな変化でも、成長があることを感じられること自体がモチベーションアップになる。
勉強も同じだ。
前回のテストより5点上がった。先週は解けなかった問題が、今日は解けた。苦手だった英語の単語を、昨日より1つ覚えられるようになった。それもまた大きな成長だ。
他の誰かと比べると、どれだけ頑張っても「まだ足りない」という焦りが消えない。
でも昨日の自分と比べると、小さな前進でも「成長できた」という手応えが生まれる。その積み重ねこそが、長い目で見たときの大きな力になる。
今夜から始めてほしい小さな習慣
今日から、寝る前に一つだけ自分に問いかけてみよう。
「今日、昨日の自分より少しでも前に進めたことがあったか?」
勉強でも、スポーツでも、人間関係でも、何でもいい。
「今日は自分から挨拶できた」「今日は最後まで授業に集中できた」—それで十分だ。
他の誰かではなく、昨日の自分を超えることを目標にしよう。気づいたときには、あなたは確実に、大きく成長しているはずだ。


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