学級通信 「3S — Sense Speed Service」

最初に赴任した学校の職員室には、この言葉が書いてありました。

Sense Speed Service (センス スピード サービス)

この3Sを心掛けよ、という意味です。

特に最初のころは、よく「センスないね~」とからかわれていました。

自分としてはがんばったつもりでしたが、今考えれば確かにセンスのかけらもありませんでした(笑)

例えば、掲示物などの色使い。

飾りに似たような色を使い、まったく目立たない掲示を作ってしまったり、

遊び心がまったくなく、生徒の目から見て面白みがなかったり…。

当時はすごい先生が周りにたくさんいてくださったため、とても参考になりました。

生徒の心を躍らせる工夫、それがセンスだと学びました。

スピードは、いろいろなことへの対応スピードのことです。

当時の校長にも「生徒への対応は早くせよ」とよく言われていました。

確かに、生徒に提出物を急がせる割には、空き教室に何日も置きっぱなしでチェックすらしない、

そんな先生が時々いるように思います。

生徒はよく見ているので、きっとその先生と生徒の間に信頼感は育たないでしょう。

自分が保護者だったとして、何か問い合わせをしたとき、

素早い対応をされる先生と、催促をしないと電話すらしない先生でどちらを信頼するか?

という話ですね。

サービスについて言えば、正直今の時代に沿わないかもしれません。

ブラック職場と呼ばれ、部活漬けで休みすらとれず、家庭も危うい…。

言ってしまえば、行き過ぎたサービス精神が今の学校の姿かもしれません。

ただそれでも、根底にサービスの心はあったほうがよいのは確かです。

自分の身を滅ぼすレベルのサービスはもちろん反対ですけどね。

そうでなくても、ちょっとした気遣いはできる場面はあるはずです。

例えば、保護者に電話で「実は、話しておきたいくらい素晴らしいことがありまして…」と

生徒のよかったところを伝えることもできます。(保護者にもよりますが)

してもしなくてもいい電話ですが、自分が保護者としてこの電話を受けたらどう感じるか?

1分でできるサービスもあると思います。

一番は、教師と先生が健やかに毎日を過ごすことです。

それが侵されるくらいなら、やらないほうがよいでしょう。

ただ、大きくなくても、小さく始めることで効果は出てきます。

1つの指標となる合言葉になることでしょう。

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