先生のための仕事術 ~60点ルールはガチ~

先生のための仕事術 ~60点ルールはガチ~ 仕事術

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みなさんご存じの通り、先生にはとにかく大量の仕事がある。
何がそんなにあるの?と言われても困るが、とにかく多いのだ。

まずは授業準備。内容の立案から準備まで、結構時間がかかる。(裁判で5分で授業準備はできるよね、と判決が出たようだがまさに噴飯ものだ)
第2に学級業務。自分のように通信を書く人もいれば、課題のチェック、生活ノート、道徳や総合の授業準備、行事やレクの計画まで多岐にわたる。出席簿などの月1業務もある。
次には校務分掌。〇〇主任があれば出張にも出るし、仕事も回ってくる。生徒会、進路、部活、委員会業務なども、もちろん含まれる。

もちろんそれだけではない。
体育大会や文化祭の時期になればそちらにかかりきりになるし、研究授業に当たれば時間がごっそりもっていかれる。
これで生徒同士のトラブルや保護者からの電話、校外で問題が起こった日には何時に帰れるのか…と心穏やかではない日々になる。
(自分は修学旅行前日にトラブルが起こり、夜の10時まで学校待機になった経験も…)

これですべての仕事を完璧に、ハイスペックでこなすには正直無理がある。
だからこそタイトルの「60点ルールはガチ」が生きてくる。

完璧主義を捨てよう

その第一歩が、「完璧主義を捨てる」ところから始まる。

教員はまじめな人間が多いので、目の前に仕事があるとつい1つ1つに全力を注ぎたくなる。
「生徒のため」と考えると、どれも手が抜けない…という気持ちはわかるが、仕事量的にまじめにやればやるほど消耗する一方だ。
(余談だが、自分は「子供のために」と前面に謳って仕事をもってくる人種が大嫌い)

学級通信だって週1日でいいし(むしろ月1でもOKだし)
課題チェックや生活ノートもハンコですませばいいし
授業案だってとりあえず完成していれば文句は言われない。
「とりあえず一日が回る」というラインを探ってみよう。

そのラインこそが、仕事の60点ルールだ。

とりあえず完成させておけばあとで手直しできる

学年通信を作るとは、土台を作って多くの人にチェックをしてもらうことがあると思う。
職員会資料も、まずは議題として出して、審議してもらう。
授業案も、1回でOKが出ることはないはずだ。

あれと同じで、「最初から仕事が完成することはない」と認識しておこう。
昨年度までの資料を探して数字を変えておく、ちょっと自分のオリジナルを入れておく、反省点にあったところを一部変更する…といった工夫で、60点くらいは作りやすい。
あとはチェックをしてもらう間にその他の仕事を終わらせて、戻ってきたらそこで調整。

あまりに間違いがあったり数字が違ったりするのは論外だが(それは20点くらいになってしまう)、たたき台として機能するのならそれでも十分だ。

60点を取り続けていればスピードと練度が上がってくる

それだと成長もしないのでは…と思うかもしれないが、人間は慣れてくるとスピードと練度はどんどん上がってくる。
スピードが上がれば、仕事ができる量も増える。
同じ仕事をやっていれば、スピードがまた上がってくる。
つまり、60点だろうが1年後には勝手に成長しているのだ。

仕事が多くてきついな…と感じている人にこそ、この「60点ルール」を試してほしい。
最初はちょっとした罪悪感もあるかもしれないが、まずは先生に余裕があることが大切だ。
余裕があるから、いい仕事もできるもの。

ぜひとも完璧主義を捨てて、いい感じに一日を回せるようになってほしい。

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