学級通信 「時間の使い方 パーキンソンの法則」

1年生に対して、時間の使い方を書いたもの。(2020年)

よく「時間は人間に与えられた、平等なものである」と言われる。確かに数字だけだとそうかもしれないけど、その中身はどうなの?と尋ねられれば、だいぶ違いが出てくるのではないだろうか。時間の使い方に関する本は山のように出版されていることからも、時間の使い方は多くの人の興味を引いていることがわかる。うまく時間を活用できる人は、それだけたくさんのことができるだろうし、人生を楽しめる…のかもしれない。下の2つは、時間に関するTIPS(ティップス:助言、ヒントのこと)。部活で忙しくなる前に、時間の使い方をちょっと考えてみるのもいいだろう。

①「やらないこと」を決める

勉強をしようとしていたのに、ついテレビを見たりスマホを眺めたりして、気づけば時間がなくなっている人も多いだろう。そこで、何かを達成したいと思うときは、「やらないこと」を決めるのがいいかもしれない。この場合なら、「勉強が終わるまではテレビを見ない、スマホは触らない」などだ。先にやるべきことを終わらせてから、ゆっくりテレビを見たり、スマホを触るようにすれば、時間も余裕をもって使えるだろう。

②パーキンソンの法則を知る

「人は与えられた時間に合わせてしまう」という法則。例えば、1時間で終わる仕事も、それを終わらせるまでに3時間あったとしたら、その仕事を3時間かけてやってしまう、ということ。逆に3時間かかるような仕事でも、1時間しかないと思えばなんとかできてしまう。課題などもダラダラと時間をかけてやるのではなく、集中して必要な時間で終わらせれば、余裕も作れるはずだ。

勉強中についマンガを手に取ってしまう人は、それを「やらない」と決め、「1時間で終わらせる」と実行してみよう。今までとは違う世界が見えてくるかもしれないぞ。

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