先生のための仕事術 ~授業の進度管理②~

「前の授業はどこまでいったっけ?」はセンスがないという話

勝手な思い込みですが、この質問を生徒にするのは

なぜか数学の教師が多い気がします。
(もちろん数学の先生もちゃんとされた方がたくさんいらっしゃいますが)

あくあで自分が見てきた中だけですが、教科書のみで授業をされることが多いので、

どこまで進んだかがわからなくなるのでしょうか・・・?

そんなときこそ、授業進度はノートで管理すべきです。

授業カバンに「進度ノート」を入れて管理する

自分がやっているのは、「進度ノート」を使った授業管理です。

すでにエクセルで授業数を数えてあるので、

いつ・何回・どこのクラスで授業があるのかは、すべて把握できています。

それをノートに落とし込み、簡単でいいので、

「教科書のどこから始まり・どこで終わるのか」

を記入していきます。

小さいノートにすれば持ち運びも簡単だし、メモも簡単にとれます。

授業中に開いておけば、超簡易指導案にもなります。

ノート具体例

例えば、自分は以下のように書いていきます。

10月8日(金)
①1-1 p60 三人称導入→練習→教科書内容把握→まとめ
③3-2 p50 関節疑問文Review→問題集~p46
④1-4 p66 小テスト→中間テストのためのプリント①
⑥1-6 p62 三人称否定文Review→疑問文導入

丸数字は何時間目の授業かを表し、あとはページ数、何をやるかの予定。

これを1~2週間先くらいまで書いておきます。
(1ページに2日分の予定が適当)

前回作ったバックワードデザインで、どこにどれだけ時間がかけられるかもわかっているので、

割り算すれば進度の予想も立てられます。

時間が少し空いたときにノートを開いて、次に何をやるか確認したり、

次の日に向けてどんな授業準備をしたらよいか考えたりできるのもGOODです。

まとめ

授業進度は、エクセルとノートで管理できます。

カウントに間違いがないエクセルと、ポータブルのノートは使いやすいコンビですね。

可能であれば、どちらかだけでもいいでしょう。

次の授業はどこで始まりどこで終わるのか?

次のテストまでにどこまで進むのか?

授業のプロらしい管理をしたいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました