学級通信ネタ 「若者の活字離れが映画に影響!?」

時事ネタの通信。こういう小さな記事からでも生徒の環境にむすびつけると、ネタとして書けるようになる。

休日にネットで記事を見ていたら、面白いニュースがあった。
外国の映画に字幕をつける仕事をしている人が書いた記事で、以下その記事を引用。

若者の活字離れが進む中、映画会社が洋画の字幕づくりに苦慮している。
文字数を減らすだけでなく、漢字の使用を最小限にし、極力ふりがなをふる気の 遣いよう。
「読み」だけでなく、中学生レベルの歴史的事実すら知らないというケースも。

こうした事情を反映し、アニメだけでなく、実写映画でも吹き替え版 が急増。
映画業界では「若者の知的レベルがこれほど下がっているとは…」と驚いている。

ここ数年、13字の字幕を読み切れないという若者が増加。
映画離れを食い止めようと、製作、配給会社では苦肉の対応を余儀なくされている。

字幕づくりの現場では、10字前後で区切って行数を増やしたり、漢字を省いたり…。
さらに、字幕を必要としない吹き替え版へシフトする動きもある。

字幕以前の問題も。
ある映画会社の製作担当者は「スパイ系作品の試写会後『ソ連って何ですか?』、『ナチスって何ですか?』との感想が寄せられ、本当に驚いた」と打ち明ける。

2008/5/10 MSN産経ニュース

「若者だから」と理由付けるのもどうかとは思うけれど、実際にこういうことが起こっているというのは事実だ。
本を読まなくなったせいなのか、なんなのか…なんにせよ、文字を目で追うスピードが落ちているということ、自分の国の歴史を含め、知らないことが多くなっているのは確かな気がする。

今のみんなは、文部科学省のいうゆとり教育のまっただ中で、「ゆとり世代」なんていわれる。
でも、自分たちのせいでは全然ないのに、それだけで「今の若い者は…」といわれるのも面白くない。

だからこそしっかり学ぶべきは学び、中学校で習うべきことはしっかり覚えたいところ。
中間テストももうすぐ。学習にも力をいれていこう。

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