学級通信ネタ 「仕事の流儀 ~先生の場合~」

2年生の2学期期末テストの直前に出した通信。ちょっと自分の自慢も入っている。

この週末はどうでしたか。勉強時間を聞く限り、まだまだだなぁというか、自分に甘いなぁと思う。

3年生になって基盤になるのは「絶対的な学習時間(実際にどれだけやったか)」。

いくら才能があったとしても、やらないことはできないし、1回やってできるくらいの才能があるなら授業だけで出来るようになるだろう。

そうなっていないのは、「まだ足りないよ」という意味でもある。やればできる、やらなきゃできない、です。
あと4か月で受験生、そろそろエンジンがかかってきてもいいころだ。

話は変わるが、先週末、自分もやることはきちっとやっていた
(先生にも「論文」という、勉強のようなものがある)。
土曜日は懇親バレー大会があり、午前中はずっと体育館にいた。

そして、それが終わってからが勝負。
1時間かけて資料を集め、2時からひたすら書き続ける。
いったん手を止めたのは、ほぼ完成した6時間後の夜8時。

印刷して誤字脱字チェックをし、訂正と校正を入れて、完成を見たのが9時だった。
8時間かけて、1つの作品を完成させた。
(達成感はあっても、もう次はいいや…というのが本音ではある)

その前にも、きちんと手は打っておいた。
論文に集中するために、それ以外の仕事(スキー教室・期末テスト作成・通知表の下書き・職場体験の準備)は先に終わらせた。
もちろん、論文に集中できるように。

期末テストだって、ゼロから完成させるのには7~8時間かかる。
「1日2時間やって、4日で終わらせる!」と逆算して、1週間かけて作る計画を立てた。
そして、何よりそれを「実行した」。

自慢じゃないが、今でこそ「(本名)先生は仕事が早い」なんて言われる。
でも、先生になりたてから5年間くらいは「学校で1番帰るのが遅い先生」だった。
(毎日学校を閉めるためにセコムしていたので、ついたあだ名は「セコム主任」)

自分も要領が悪く、最初から仕事ができた人ではない。
だから、やり方を変えた。計画した。メモした。やる時は集中した。短い時間にやれることをした。
そうしたら、変わった。行動したから、自分が変わったと思っている。

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