現代は、今までで一番情報があふれている時代だ。
30年前にはほとんどなかったインターネット、パソコンの普及。
そしてスマホから個人が情報発信できる時代へ移り変わってきた。
それも大人だけではなく、小中学生が情報発信できてしまう世の中だ。
今では、小学生がYou Tuberでも珍しくない。
そんな時代だからこそ、みんなには「メディアリテラシー」が求められる。
メディアリテラシーって何?という人のために、その意味を辞典から引用する。
「インターネットやテレビ、新聞などのメディアを使いこなし、メディアの伝える情報を理解する能力。また、メディアからの情報を見きわめる能力のこと」
ASCII.jp デジタル用語辞典より
例えば、テレビで言っていたから、新聞に書いてあるから、〇〇さんがYou Tube/Twitter/Facebookで言っていたから…といってすぐに鵜呑みにはせず、いろいろな角度から情報を集め、自分で判断をする力、と言えばいいだろうか。
昨日は総合の授業で調べ学習をしたが、世界でこれだけ問題になっているコロナでさえいろいろな情報があることが分かったと思う。
まずはいろいろな情報源から、自分で探してみることが大事だ。
これは学校の授業だけではなく、日々の生活でも使える技術なので(技術なので身に付けられる!)、ぜひとも身に付けていってほしい。以下は基本。
①情報の出どころは1つにせず、複数の情報源から情報を得る
→TV、新聞、ネット、書籍からいろいろ調べてみよう
②噂レベルなのか、事実や数値にもとづいた情報なのか(ここの判断は難しい…)
→何を根拠にしているのかを調べてみよう
③「偉い人が言った」から本当とは限らない(テレビとか)
→違った角度から意見を伝えている人を探してみよう
④「みんなが言っている」から本当とは限らない(日本人はこれに弱い)
→これも何が根拠かを調べてみよう
そして最後に、大切なことが1つ。
集めた情報をもとにして「自分の頭で考える」こと。
どんなことでも、最終的に自分の責任は自分でとるしかない。
誰かが言っていたから…と言っても、その人が責任をとってくれることは絶対にないからだ。
情報にあふれる現代だからこそ、その使い方にも気を付けたい。
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