学級通信ネタ 「スモールステップを活用しよう」

3年生のスタート4日目に書いた記事。今はベイビーステップもあるようだが、まだそれを知らなかったころ。

今日明日で行われる進級テスト。
学年集会で学習についての話をしたが、実は「テストに向けて頑張った人!」の質問で、50%くらいの人が手を挙げるかな…という予想のもとで話を考えていた。

それがフタを開けてみたら、なんと5%!日々の学習をこつこつやっている人と条件を変えても10%。さてこれはどうしたものか…と、話をしながら頭の中で緊急に内容を組み直していた。

確かに、この進級テストは2年生の内容確認で、定期テストのように範囲も絞られてないし、春休みだったし…と盛り上がりには欠けたかもしれないが、3年生がそれではマズい。

いくら行きたい高校があっても、点が取れなければ門前払いをされてしまう。
ということで、まずは自分の目標をはっきりさせていこう。

目標やゴールがないと、人は「どこまで行けばいいの?」と不安になって勢いがなくなるからだ。
大きな目標やゴールを作ったら、少しずつ達成できる目標を作ってやりきってみよう。
「スモールステップ」と呼ばれるやり方で、少し具体的に書いてみたい。

ビジネスのHPでも紹介されている「スモールステップ」の方法は、こんなふうに書かれてる。

スモールステップの原理とは
スモールステップの原理の基本思想は、「学習内容を小さな単位(スモールステップ)に分割して、小刻みに一つ一つ段階を踏んで教えたほうが、教育効果が高い」というものです。

ロジカルシンキング講師のビジネスナレッジ より

もちろんみんなにも使える方法。自分のやり方がまだはっきりしていない人は、参考にしてみてもいいと思う。

①ゴール(最終目標)を設定する…ex)テストで順位を上げる!

②目標(スモールステップ)を細かくする…ex)まず提出物を1ページ進める、など

③スモールステップを1つずつ順番にこなす

④可能なら、達成目標までの時間を逆算して考えてステップを置く

③をうまく細分化できると、進み具合もよくなる。
テストの順位を上げたい
→まず英語からやろう
→提出物をやるか
→ワークの1ページをまずやる
→そのためにまず机の前に座る
 …とステップを分けてみよう。小さく刻んでいくことがまずは大切だ。

慣れないうちは、紙に書き出してもいいかもしれない。
やるべきことがはっきりすると行動もしやすくなるので、効率がよくなる。
行動を起こせば必ず何か変化が起こるので、その変化がやる気をさらに引き起こしていくぞ。

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