学級通信 「始まるときには終わっている」

初担任の2年生、中間テスト前の通信(2007年、一部改変)。昔の通信は今読むと恥ずかしい…

これだけ書くと、何がなんだかさっぱりだろう。どういうことかと言うと・・・
例えばテスト。テストが始まってしまってから、準備ができるだろうか。あとは問題を解くことしかできない。教科書や参考書を使うことはできないので、その時点の実力で勝負するしかない。

部活もそうだ。試合が始まってしまってから、そこから何か勝つための準備をして試合に間に合うだろうか?その時にある、自分の実力をぶつけるしかない。

物事が始まってしまったら、もう流れにのっていくしかない。だから、本番だけなんとかしよう、ということは難しい。そういう意味で、始まってしまったら、あとは終わりまで一直線。では、どうすれば、本番はうまくいくようになるだろう。

答えは簡単、それまでに準備しておくだけ。準備8割・本番2割と言われることもあるくらいだ。どこが目標で、どんな物が必要か、何をするべきか、どれくらいするのか、できていないといけないことは何か・・・そんなロードマップが必要になる。

今回のターゲットはテストだ。目標はどこで、どのくらい、どんな勉強をするか。部活の大会があって勉強時間が十分にとれないが、きちんとこちらの準備をしていきたい。「いい点を取りたい」「順位を上げたい」と言うだけではやっぱり上がらない。そのために、どんな準備をするか?きっと、それで大きく順位が変わるはずだ。

来週には今頃には順位が出るが、前回「やっちゃったなぁ」と思った人は、まずは準備をしっかりやろう。期末テストは、もうすぐやってくる。まだ時間があるように感じてしまうが、あっという間だと思う。
その準備は、授業からも始まっている。あとで困らないように、授業で覚えてしまう…。そんな日頃の心がけから、勝負は始まっている。

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