先生のための心がまえ ~ユーモアをいつも心の片隅に~

心がまえ

生徒でなくても、「おもしろい話」は好きだと思います。
おもしろい話ができるなら、それに越したことはないですよね。
でもそんな才能は私にはない・・・と思うなかれ!
おもしろい話ができる=ユーモア は鍛えることができる技術!
話がおもしろい人のマネをして、自分の中に取り入れていきましょう。

「ユーモア」は大人相手でも生徒相手でも超使える!才能ではなく技術だから鍛えれば誰でも効果は出る

「教師にはなったけど教師には向いてない」と思った最初の5年間

教師になって1年目、最初に感じたのはこのことでした。
「俺、教師に向いてないわ…」

そう思ったのは「自分の話がおもしろくない」から。

初任校はやや荒れ気味で、すごい先生が集められていました。
そこには話が面白い人、勢いのすごい人、迫力がある人など話を聞いているだけで
なにか納得してしまうような先生たちばかり。

そんな中、初任者で自信もなく授業もよくわからない教師の話を、
生徒がじっくり聞くわけもありません。
(当時は特に早口だったので、さらに何を言っているか分かりにくい)

自分の話のつまらなさを自覚していたので、こんなことを考えました。

「話がおもしろい人のマネをしよう!」と考えた次の2年間

自分で話をおもしろくするのは正直難しい。それならと、こう考えました。
「話がおもしろい人をマネするのが一番の近道なんじゃないか?」

お笑いは好きだったので、トークが面白い人と言えば…ということで、
ダウンタウンの「ガキ使」、昔のトークをとにかくひたすら見まくりました。
それこそ、部屋にいるときは常に2人のトークが流れているレベルです。

何度も同じ動画を見るので、タイトルや最初のやり取りだけで
「ああ、この話か」と分かるくらいにはなっていました。

ずっと聞いていると、素人ながら2人が気を付けていることが、ほんの少し分かるようになりました。
(松っちゃんにしても浜ちゃんにしてもとにかく天才なので、その極々一部です)

・予想もしないボケがおもしろさを生む(「お笑い視力」という説明があった)
 →ハガキの質問に対してナナメ45度上の切り返しがまさに天才的!

・人の期待を裏切ってナンボ
 →ボケにしてもツッコミにしても「当たり前」からずらして「予想しないもの」へ

・ものの例え方が絶妙
 →「それで例えるの!?」という例え方

・笑いが起こっているときにはトークを進めない
 →ちゃんと話を聞いてもらうために客が笑っているときはトークを進めない

・緊張と緩和で笑いは生まれる
 →「笑ってはいけない空港」の白竜さんの放屁で松っちゃんが「緊張と緩和やな」

・間の取り方が絶妙
 →客の意識によって間をとったり畳みかけたりする(「金の話をすると遠くなる」とのこと)

・会話はかぶせない
 →話をするのは基本1人だけ。ハイスピードでやり取りしてても聞きやすい

個人的に好きなのは・〇〇〇見えてるやん! ・5段跳び ・駐車場に閉じ込められた(バイーン)
あたりですかね(笑)

「芸人になれないから教師になったと思った」と生徒に言われたさらに次の2年間

まとめると、素人が気を付けてできることはこんな感じでしょうか。

人が話しているときにはトークを進めず、
聞き手が聞く意識をもっているかを確認しながら、
みんなが分かるような話題でボケを入れつつ、
返しには少し期待を裏切るような例えを入れてみて、
間に注意しながら
、トークをかぶせないように話す。

こんなにできないよ!と思うかもしれませんが、教師は話をしてナンボの職業です。

1年のほとんどをトーク(授業)でしているお仕事なので、練習する機会はいくらでもあるはずです。

それこそ朝の会、帰りの会も含めれば練習し放題!

要は「やるか・やらないか」だけの話です。トークが苦手だと自覚しているなら、なおさら。

自分も、ある程度の形にするまでには2年くらいかかりました。

でも結果として、「芸人を目指してたけど、それやめて教師になったんじゃないの?」
生徒に言われるくらいのトーク力にはなりました。

ボケと返しが難しいですが、しょせん自分は素人なので、連想して出てきた
一番遠いボケや例えを使うようにしています。(相手に伝わるかどうかまで判断した上で)

「他の先生よりもちょっとおもしろい」くらいでも、すさまじいアドバンテージがとれます。

天才にはなれないけど、自分なりの強みを生かせばそれでOK

そういう視点で見ると、ダウンタウンの2人はまさに化け物級の天才です。

でも一介の教員が、お笑いの天才である必要はありません。

その要素を一部、自分に取り入れられればそれで十分なのです。

お笑いといっても漫才とコント、リズムネタやフリップネタなど多くの種類があるように、
自分に合ったものが見つかればOKです。

サンドイッチマンや千鳥、東京03など方向性は全部違っていても、おもしろいのは確かですよね。

ボケが得意、例えが得意、返しが得意などでもいいし、ジャンルでもいいので、
「自分なりのおもしろさ」を追求しましょう!

そのためには、まず「お笑いの師匠」を見つけてみてはどうでしょうか。
(You Tubeで「お笑い」で検索、片っ端から見てみましょう!)

まとめ 愚痴っているだけでは始まらない

天然で話がおもしろい人は確かにいますが、そんな人は一握りの人です。

教員で話がおもしろい人なと感じたのは、20年近く働いていても片手で数えるほどです。

その中で、もしトークスキルを鍛えたとしたら、それだけで人気者です。
(別に人気があればいいわけではないですが、あって困るものでもないので)

今はYou Tubeという便利なものがあって、家でも車の中でも聞くことができます。

「私の話は別におもしろくないし…」と言っているくらいなら、
まずはやれることをやってみることをオススメします。
車の中でお笑いのYou Tubeを聞きながら登下校をすると、笑えて元気も出ますよ。

その中でも、お笑いのトークは教師に通じます。ぜひとも聞いてみてください!

補足 話が上手な人たち

といっても、誰がおもしろいのか分からない方のために、自分が好きな芸人さんを書いてみます。

・ダウンタウン ・サンドウィッチマン ・東京03 ・千鳥 ・和牛 ・パンクブーブー
・ノンスタイル ・アンジャッシュ ・陣内 ・ナイツ ・博多華丸 ・ジャングルポケット
・バイきんぐ ・銀シャリ ・タイムマシーン3号 ・タカアンドトシ ・ブラックマヨネーズ
(敬称略)

人によって好みの笑いが違うので、そこはいろいろ調べてみてくださいね。落語もアリです。

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