学級通信 「一事が万事、蟻の一穴」

3年生の2学期終盤の学級通信(2010年)。

月曜日が来るたびに、憂鬱(ゆううつ)なことが1つある。それは、課題の提出率だ。金曜日の帰りに「月曜日は忘れが多くなるから気を付けよう」と伝えても、結局忘れが多いままになっている。忘れる人を見てみれば、どこかで見たことのある人ばかりである。原因や理由はいろいろあるだろうが、3年生のこの時期まできてのミスは、正直痛い。言い訳したところで結果は変わらないし、すべて自分自身に返ってくる。それを理解してるかな…と、月曜日はいつも不安になる。


  忘れ物が続くのは、「直す気のない証拠」だと思っている。心配なら家で確認するし、絶対忘れてはいけないと思えば何度もチェックするだろう。それをせずに忘れてくるのだから、そこには「気がない」。それが進路に関係することも知っているはず(特に重要書類…)。そこから判断されるのは、「自分の進路を自分事で本気で考えていないのではないか」ということ。本当にそれでいいだろうか?

  一事が万事、という諺(ことわざ)がある。1つのことを観察すると、全体のことまでわかってしまうことを言う。ミスを簡単にしてしまう人は、どんな時にもミスを簡単に起こしている可能性が大きい。本気でそれをなくそうと思わない限り、いつまでもミスをし続けてしまう。これでは、本来ならうまくいくことも、うまくいかないだろう。


  また、蟻の一穴(ありのいっけつ)という言葉もある。これは大きなダムにアリがあけたような小さな穴があくと、そこからダムが崩れることがあることをいう。小さなミスが、大きな事故・事件になってしまうことを注意喚起している。
  そんな心配しなくても大丈夫では?と思うかもしれないが、なるべく大丈夫という状況を作りたい。自分の進路についてベストを尽くして、自分の望む道を進もうとする、そんな気概だ。自分は、自分で変えていくしかない。

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