学級通信 「やる気は行動するから出る」

2年生の2学期、体育大会後と新人戦の間に書いた記事(2009年)。やる気が必要なときに書ける記事の1つ。通信はあまり長く書けないので、詳細は省きがち。以下記事。

部活が解禁になり、この土日で部活の大会等に参加した人も多いと思う。最近体が動かせなかっただけに、やる気もバリバリに活動できたことだと思う。ここで1つ、疑問が。「やる気」とは、どこから出てくるものなんだろう?

実は、やる気を出す部分は脳の中にあるらしい。側坐核(そくざかく)という部分があり、そこが働き始めることでやる気が出る。が、この側坐核は、自分がやる気を出そうと思ってもなかなか働かないらしい。

では、どうすれば活発に働き、やる気が出てくるのか?

答えは単純。実際に行動することだそうだ。何か作業をすると、側坐核も一緒に働きだし、やる気を出してくれる、というのだ。問題集や教科書を開き、手を動かして問題を解き、英単語の発音をする…それが、引き金になってくれる。そして、この側坐核は、一度働きだすとどんどん「やる気」は出てくる

みんなも「最初は気乗りがしなかったけど、やり始めたらけっこう止まらない」ことがあるんじゃないだろうか?
自分でいえばピアノの練習が嫌いで、練習するまでがなかなか手につかないが、一度始めてしまえばつい2~3時間は練習してしまう。部屋の掃除もとりかかるのは面倒だけど、やり始めると、これもすっきりするまで続けてしまう。

ほんの一歩行動を起こすだけで、「やる気」が引きだされ、やっていくほどに楽しいと感じる。さらに達成している感覚がストレスをなくし、やればやるほど脳が刺激されて「やる気」が引き起こされ、どんどんプラスの方向に走り出す、という仕組みらしい。

最初はあまりハードなものからスタートするのではなく、簡単に始められるものを選ぶといいだろう。やる気のエンジンを自分でかけて、徐々にスピードを上げていこう。

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