【学級通信ネタ】 美しい文字を書く

学級通信

最近は、大人も子供も文字を書かなくなってきた。
スマホのフリック入力、タブレットのキーボード入力しかり。
そんな時代でも、やっぱり手書きで書かないといけないものはある。

文字の美しさは、その人を表す1つの要素なんじゃないかと思っている。
小さなこと、小さな文字かもしれないけど、その小さなことに細心の注意を払えるかどうか。
そこに人柄が出るのだろう。

文字はその人を表す…美しい文字をいつも心がけたい

自分も字が雑なので人のことはあまり言えないが、生活ノートの字が乱れている人がけっこういる。
このことについて、少し心配をしている。

少し先の話になるが、君たちが就職をするときやアルバイトを登録するときなどに、「履歴書(自分の経歴や資格などを書いて相手に説明する文書)」というものを書く必要がある。

外国ではパソコンで作ったものを出すことができるそうだが、日本ではまだまだ手書きが主流。
面接をするときに、その履歴書を見合わせながら話をする。

そのとき、きれいな文字が書いてあるだけで、面接官からすればすでに好印象だ。
この人はきちんとしていそうだ、丁寧な仕事をしそうだ…と悪いことは1つもない。

しかし、もし性格が抜群だったとしても、文字が汚いとその真逆のことが起こる。
簡単な話、文字で最初から損をすることになる。


もう少し身近な話で。

2年後、入試なり就職なりで、君たちは「願書(どこの高校を受けるかを書く用紙)」を書かなくてはいけない。
入試であれば、当然この願書が高校に届く。
もしあなたが試験官だったとして、大事な受検に関する書類が読みにくい字で書いてあったら、どう思うだろう

それ以前に、テストの解答が読めなくて×になるかもしれない
それは、やっぱり損だと思う。

自分自身を振り返ってみると、文字を適当に書いてしまうときは心が乱れている気がする。
少なくとも、文字を大事に書こうという気持ちはまったくない。

急いでいたり、焦っていたり、適当に済ませようとしたり…。
今はそんな自分を反省をして、なるべく文字を丁寧に書くようにしている。
そういう「小さなこと」を大切にすることで、日常も大切に過ごせる気がするからだ。

ということで、まずは生活ノートの文字からキレイに書いてみてはどうだろう。

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