【学級通信ネタ】 努力したつもりではいけんのじゃ

学級通信

やった「つもり」というのは、なかなか難しい。
周りが何か言っても、本人としては「やった」と思っているから。

でも結果はついてこない。
「あれだけやったのに」と自分以外に責任をぶつける。

こればかりは、「これではダメだ」と本人が気づくしかない。
通信を読んで気づきがなかったとしても、あとから気づく可能性はある。
そのときに「このことを言っていたのか」というヒントになれば、それでいいと思う。

腹をくくる覚悟 自分の意志で前に進む力

人にはクリアする段階がいろいろある。

課題のやり方でいえば、こんな感じになる。
①きちんと提出する
②内容にこだわる
③できるように
なるまでやる

課題のやり方ひとつで①~③のどの段階にいるかも見えてくるし、学習に対する覚悟も分かる。
学習って、そういう意味でもけっこう「覚悟」を決めてかからないとできないと思う。

覚悟とは「ジョジョの奇妙な冒険」的に言えば「暗闇の荒野に!進むべき道を切り開くことだッ!」とあるが、何に対しても結局は「腹をくくる」ことができるかどうか?ではないかな。

スマホを置き、ゲームをやめ、テレビは見ず、学習に集中する。
単純だが、「じゃあ、やるか!」と行動できる意思…そういった「覚悟」だ。

「やりなさい」と言われたからやる、「しなければいけないから」やるのは、覚悟ではない。
逆に、覚悟を決められる、腹をくくれるようになると、どんなこともできるようになる。

「覚悟の人」、元プロボクサーの竹原信二さんという方がいる。
この方は人の相談にのる「相談室」をやっているが、それをよく参考にすることがある。(下の回答)
テストを前に、「努力する覚悟」を身に付けてみてはどうだろう。

この相談室で何回も言ってきたが、努力した「つもり」ではいけんのんじゃ。

若い衆に注意すると「頑張ってますよ!」と逆ギレしたりする。
頑張って当たり前で、それが足らんから注意しとるんじゃ。

知り合いのボクサーは試合のために短期間で12~13kgというかなり厳しい減量をしたが、「努力した」なんてひと言も言わんわ。
泣き言も言わずにコケた顔で「充実してきた」と笑っとった。

「努力」=「必要なこと」なんじゃ。
自分の目標や希望をかなえるために「必要なこと」をやりさえすれば、たどり着ける。

もし、たどり着けんかったら、「必要なこと」が足らんかっただけ。

竹原信二のボコボコ相談室

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