【学級通信ネタ】 人の成長は比例の直線ではなく曲線を描く

学級通信

学習に関しては、一筋縄ではいかない。
40人の生徒がいれば40通りの個性があり、得意不得意があり、進捗状況がそれぞれ違うからだ。

個人的には得意な教科を伸ばして、不得意な教科はほっとけばいいと思っている。
社会人になれば、結果的にそうなるからだ。
ただ、受験というシステムはそれを許してくれない。
そこが難しい・・・というか、現状のシステムの限界なんじゃないかな。

成長曲線・・・人はどこで成長が爆発するか分からない

今日はテスト1週間前、テスト範囲発表になった。
テストも防災と同じく準備が大切だし、残りの1週間をどう過ごすかの計画も大切。
それはこの1年である程度わかったと思うので、悔いが残らないように、準備を進めよう。


人によっては、学習をやっているけどなかなか出来るようにならないんです…ということもある。
過去、そういう子は実際に何人もいた。
(以前書いた通り、その子たちがどれくらいの量をやっていたかは分かりません)
もしかしたら、その場合はまだ「成長の爆発」が来ていなかっただけ…かもしれない。

「成長曲線」というものがある(下図)。

株式会社さなる 「暗記が苦手!?学習内容を効果的に「覚える」ためのコツ」より

人はがんばったら、がんばったぶん数字や結果が出ると思いがちだが、そうではない。
成長「曲線」という名のとおり、成長は曲がった線を描いて伸びていく

これはこんな感じで説明できる。
学習の最初は、知識を1つずつ覚えていく状態なので、成長の速度は高くない。
そして、それらがどうつながっているのか分からないからイマイチ楽しくないし、
時間もかかってしまうからツライ時間にもなりがちだ。

でも、その1つ1つの知識がつながっていくと、理解は途中から爆発的に伸びていく

英語で例えると、単語や熟語を覚えているうちは、やはり伸びが少ない。
しかし単語・熟語・基本文をある一定レベル以上覚えると、長文であってもすべて知っている言葉になるため、一気にわかるようになる。
その「一定レベル以上覚えると」が、成長の爆発ポイントだ。

散らばっていた情報がつながり始めて、図にあるように伸びるポイントがやってくる。
ただ、そのタイミングは教科と個人によって違うので、いつやってくるかは分からない。

結論:「やっぱりやるしかない」ということです。

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