テスト前には、いろいろな学習方法を通信で提示する。
正直、伝えたところでそれを実践する可能性は低いかもしれないけど、
その情報をどう使うか?もその子の実力の1つ。
影響を与えるかもしれない種をたくさん蒔いていれば、どれかが芽吹くかもしれない。
教師という仕事は、そんな可能性の種を蒔く仕事なのだと思う。
中間テスト前の土日 時間をどう使う?
「あとから」ではなく「先に」やってしまおう
今日から部活がなくなり、本格的な学習の1週間に。学習のやり方もそろそろ身についてきただろうか?一時期、メンタリストDaigoのYouTubeをよく見ていたが、学習法にもとても詳しい。
一部を紹介するが、よければ実際に本を買ってみるのもいいだろう。
①検索練習
「テストをたくさん繰り返す方法」。
人はインプットするときではなく、思い出すときに記憶が定着するからだ。
問題集を解いたら「教科書のどこだったか?」を調べ、答え合わせ→教科書に戻る。
この「思い出す作業」が大事とのこと。
②③交互練習と多様練習
たくさんの問題に触れて、共通点や法則を見つける方法。
問題集を前から順番に解く人が多いが、あまり効率がよくない。
色々問題を混ぜて練習することで、応用力がつく。
Daigoは数学の問題をバラバラにして、シャッフルして解いていた。
慣れてきたら、国語や社会の問題も混ぜると、飽きないし効率的でオススメとのこと。
④分散学習
1度学習したら、少し時間をあけて復習する方法。
忘れる前に復習するのではなく、忘れかけたころに復習すると効果的だそうだ。
自分の「忘れかけたころ」を教えてくれるアプリがあるそうなので、探してダウンロードしてもいいかも?
⑤精緻化(せいちか)
言葉難しいが、意味は「新しい知識や習ったことを、自分の知っている言葉や経験に置き換えてみる」こと。
英語の授業でよくやるのは、新単語が出たらすでに日本で使われているものに結び付けること。
例えば、marketという単語が出たら「スーパーマーケット」を連想させる。
直訳すれば「すごい市場」になるが、意味もイメージもつきやすい。
理科なら身の回りの出来事に関連させるなど、知識がつながると覚えやすくなる。
土日の学習に、もしかしたら活用できるかもしれない。
学習法はいろいろ試してみて、自分に合うものを探すことが大切です。
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