【学級通信ネタ】 メディアリテラシーを身に着ける

学級通信

情報が少ない時代は、シンプルだった。
メディア媒体は限られていて、新聞や本、またはテレビしかなかった。

今の時代は、情報過多では済まない量の情報があふれている。
テレビは24時間放送され、インターネットには世界の裏側の情報まで載っている。
自分でメディアを読み、取捨選択できる力がなければ、逆に情報に飲み込まれてしまう。

現代で特に必要となるのは、「捨てる力」じゃないかと思う。
すべての情報を見るにはあまりに時間が足りないし、ほとんどの情報は自分には関係がない。
必要な情報を得て、それ以外は「捨てる」。

これは通信だけで終える話ではなく、生徒の生きる力の一部として特活、道徳、総合でも
取り上げたい内容になってくる。

メディアリテラシーを身に着けよう

現代は、おそらく今までで一番情報があふれている時代だ。
30年前にはなかったインターネット、パソコンが普及したのがその理由だろう。

さらに今は情報を得るだけではなくて、スマホから個人が情報発信できる時代へ移り変わった。
それによって、情報量はさらに爆発的に増えた。

そんな時代に、情報に対して受け身なだけでは、いろいろとアウトな時代になっている。
だからこそ、メディアリテラシーを身に着けることが重要になってくる。

メディアリテラシーって何?という人のためにネットから引用すると、

「インターネットやテレビ、新聞などのメディアを使いこなし、メディアの伝える情報を理解する能力。また、メディアからの情報を見きわめる能力のこと」

とある。

テレビで言っていたから、新聞に書いてあるから、〇〇さんがYou Tube/Twitter/Facebookで言っていたから…といって鵜呑みにせず、いろいろな角度(情報源)から情報を集め、自分で判断をする力、と言えばいいだろうか。

手始めとして、総合の授業で簡単な調べ学習をしたが、世界でこれだけ問題になっているコロナでさえ、いろいろな情報があることが分かったと思う。

伝える人が変われば、意見も変わる。
さらに情報はアップデート(更新)されて、どんどん新しくなる。
たくさんある情報から自分が必要とするものを拾い出して、いらないものは捨てる。
そんな技術も、今の時代には必須だ。

以下は、そんな情報の取り方の基本。

 ①情報の出どころは1つにせず、複数の情報源(TV、ネット、本など)から情報を得る

 ②その情報は噂レベルなのか、事実にもとづいた情報なのかを調べる

 ③「偉い人が言った」から本当とは限らない(「権威付け」という心理効果)

 ④「みんなが言っている/やっている」から本当とは限らない(日本人はこれに弱い)

この技術は学校だけでなく、日々の生活でも使える。(技術は身に付けられる!)
どの情報が自分にしっくりくるか?現実に即しているか?を、自分で判断できるようになろう。

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