トップクラスをキープする秘密は、ある意味「当たり前」のことだった
校長先生から「こんな本があるんだ」と、下の写真にあるような本が紹介された。
それが、この本。
手に取って読んでみると、福井県の教師、保護者、児童生徒、地域の人たちを取材して、そこに共通するものを見つけた、と書いてあった。
その共通点とは…
「あたりまえのことをやる」
ことだった。それは、
①先生の話をしっかり聞く
②毎日の宿題をきちんとやっている
③友達と仲良くする
など、「自分たちがいつも言われていること」とまったく変わらない。
さらに、宿題にしても、家でも協力をしてもらいながら、
ほとんどの学校で「100%の生徒がやっている」らしい。
そこから、「家庭学習の習慣が身につく」そうだ…。
このとき、福井県が学力・体力共に全国トップクラスと話題になった。
その秘密は、ごくごく普通のものだった。
ただ「あたりまえのことをきちんとやる」、これだけ。
習慣は第二の天性といわれるように、当たり前のことを当たり前にできるようになると、人はすばらしいパワーを発揮し始める。
学習に限らず、部活、趣味、好きなことなどでも同じことが言えるだろう。
逆に言えば、自分ではがんばっているつもりなのにイマイチ成果が出ない場合は、
当たり前のことが当たり前にできていないのかもしれない。
行き詰ったときこそ、目の前の「当たり前」を大切にしてみよう。
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