スマホの所持率が、小中学生でも相当高くなった。
個人的な意見では、中学生でのスマホ所持はやめたほうがいい。
高校生なら仕方なく…くらいのレベルだろう。
時代錯誤ですか?と言われるかもしれないが、そのくらい成長期の子供には悪影響が大きすぎる。
それは、この記事の内容にある「中毒」にやられてしまうからにほかならない。
大人でも中毒に抗えないのに、子供には100%無理だからだ。
スマホは天才たちが「いかに他人の時間を使わせるか」を考え抜いた結晶
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、全世界で使われるスマートフォンとiPadを開発した。
今、みんなの生活にも欠かせない存在になっていると思う(メーカーは違うかもしれませんが)。
ただ、使用時間のアンケートを見ると、1日3~4時間スマホを使っている人もちらほらいる。
そこにやや危機感を感じたので、今回の話を書くことにした。
開発した張本人であるジョブズは、世界中でApple商品が流行する中、自分の子供には「中毒性が高いから」という理由で、それらを渡さなかった。これは何を意味するのか。
開発者にとって、「スマホは便利だが中毒性があり、子供に渡すような代物ではない」ということ。
逆に、「他人がスマホ中毒になることはかまわない」。
むしろ、他人の時間を使って、お金を儲けているのだから…。
図にある「時間術大全」という、GoogleとYou Tubeの開発をしている2人が、時間の使い方について話をした本がある。その中で、2人はこう話す。
「スマホ(アプリ)は、いかに人々の興味を引き、時間とお金を使わせるかを、天才たちが考えたものだ。個人の意思の力で、それに対抗するのは難しい。」
時間術大全 ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラッキー 著
つまり、スマホとアプリを使えば使うほど時間と金を消費し、自分の本当の人生を過ごせなくなる…ということは、開発者によって明言されている。
ちなみに、この本に書かれている「自分の時間を取り戻す方法」は以下の通り(スマホ関連)。
・SNS系のアプリ、面白いアプリ、メールを削除する
時間術大全 ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラッキー 著
・SNSは使い終わったらログアウトする
・通知は必ずOFFにする
・ホーム画面を空っぽにする
・ネットはタイマースイッチで切る
・ネットを解約する
・SNSやアプリを使う目的を明確にする
・メール(SNS含む)を見る時間を決める
・返信は遅く
・オフラインを活用する
・寝室に持ち込まない
無理!と思うかもしれないが、このくらいしないとスマホは君たちの時間を永遠に消費するだろう。
開発者のジョブズは、有名なスピーチでこんなことも言っている。
時間は限られている。他人の人生を生きてはいけない。
スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学でのスピーチより
twitterやインスタグラム、フェイスブックなんかは、他人の人生を眺める=他人に人生を生きているようなもの。
確かにそれは楽しいかもしれないが、それを続けてどうなるだろう?何か残るだろうか。
使っちゃダメ!とは言わない。
でもスマホやアプリを作った人は、中毒にさせてでも君たちに時間とお金を使わせたい。
最低でもそこはきちんと知ったうえで、使うべきだと思う。
これは「誰かの人生」ではなく、「君自身の人生」を生きてほしいからこそだ。
コメント