個人的には「勉強」という言葉が正直好きになれない。
文字のごとく「勉めることを強いる」ものだから。
本来は興味をもったものに注力できればいいのだけど、今の学校のシステムでは難しい。
それなら、少しでも生徒に「学ぶ意義」を伝えたい。
可能性を広げるために学ぶ…やってみないと分からない
君たちは中学校を卒業したら、どういう進路に進みたいと考えているだろう?
もちろん具体的な職業までは決まっていないだろうけど、「〇〇したい」「〇〇になりたい」「まずは高校へ行きたい」といった目標はあると思う。
でも、それが本当に自分に合っているかどうかは、やってみないと分からない。
「〇〇したい」と思っていたけど、実際にやってみるとそうでもなかった・・・
「〇〇になりたい」と思っていたけど、なんか違う気がしてきた・・・
なんてことは十分あり得る話だ。
だからこそ、今みんなはいろいろなことを学んでいる。
音楽には興味がなかったけど、歌ってみると意外と楽しい!
英語って意外と話せるし、できると楽しいじゃん!
「学ぶこと」は、「可能性を広げる」ことと同じだ。
得意でも苦手でも、興味をもって取り組めば違った世界が見えてくる。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道
イチロー(元野球選手)
ただ、ほとんどの人が「進学したい」と思っている割には、テストの結果は振るわない。
3年生ではないので細かいことは書かないが、少なくとも進学するということは、「まだ私は学びたい」ことを意味している。
今学習をしていない人が、「まだ学習を続ける」と言っても説得力が全然ないと思うのだが、どうだろう。
高校に行きたいならば、やるしかない。
いつやるか?「今でしょ」(笑)
就職も別に悪いわけじゃない。
今までも何人もの生徒が中卒で就職していったし、立派に働いている子も多い。
それでも進学を考えるのなら、言葉と行動を一致させよう。
そういう意味でも「やっていません」は、ズレている。
ぜひ行動で示してほしい。
誰のためでもない、自分の可能性は自分で広げていこう。
補足
本音を言えば、学校の9教科ですべての生徒の興味をカバーできるとは全く思わない。
フリースクール、オルタナティブスクール、ホームスクーリングなど、
新しい形での学びを本当なら認めていくべきなんじゃないかなぁ。
それに、興味があるならその強みを生かせばいいし、
違うなと思ったら方向転換すればいいとも思う
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