卒業をひかえた3年生に書いた記事。自分の弱さを認めたうえで行動できる人になろうと伝えた内容。
正直なところ、自分はとても意志の弱い人間だなぁと思う。
例えば、晩ご飯を食べた後にのんびりしすぎると、動くのが面倒臭くなって居間で寝てしまう。
それがわかりきっているのに寝てしまって、夜中の3時に起きたりする。
やってしまった…と思うのも束の間、次の週には同じことをしている自分がいる。
そんなことが、みんなにもたくさんあるんじゃないだろうか。
ただ最近は、少しずつ「自分は弱い」ということを理解した上で、行動できるようになってきた。
すぐ寝てしまうからこそ、帰ったら①すぐにコンタクトをはずす⇒②ご飯を食べる⇒③食べた直後に歯を磨く⇒④すぐ風呂にはいる⇒⑤すぐ部屋に行く と、動くようにしている。
自分の弱さをカバーするためには、即行動することが一番だという、経験則からの結論だ。
ソフトバンク社長の孫正義さんも、こんなことを言っている。
「人間はみな弱いですから、僕も自分が弱い人間だとわかっていますから退路を断つことが必要だった。そういう決意で、自分が踏み込んでいくことが大事だと思うのです」
孫 正義
孫さんは、自分一代で大成功を収めた人物(「シルシルミシル」という番組で、起業してから1年で2億稼いだ、と紹介されていた)。
そんな人ですら、「自分が弱い人間だとわかっている」と認めている。
弱いと「わかっている」からこそ、手を打って対処をする。先回りする。やるべきことをやってしまう。思い切って行動してみる。
これができるかどうかで、結果が変わってくるのだ。
今は宿題が大変かもしれない。
これからは進学先の授業の予習が、予想以上に多くて苦しいかもしれない。
でも、そこで終わってはいけない。
「だからこそ、どうするか?」人間は知恵=アイディアを出せる。
知恵を使えば、状況は一気に変えられる。
苦しみながらもあきらめない人が強いのは、そこに理由があるのだろう。
卒業まであと少し。どんな生活をできるか、「考えて」過ごしてみよう。
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