3年の担任をしていて、姿勢の悪さが目立ったときに書いた記事(2010年)。気になったらどのタイミングでも使える内容。
みんなの様子を見ていて、時々「姿勢が悪いな」と思うことがある。
特に気になるのは、イスに座っている時の姿勢。何かを書こうとする時に、べたっと顔を机に近づけるようにする人や、イスの前の方に座り、背もたれに寝るような形でもたれかかっている人など様々だ。
いろいろな問題も出るが、姿勢が悪いとまず「やる気」がなくなってくる。姿勢がだれていると、気持ちもだれてくるからだ。
少しめんどくさいと思っても、軽く背筋を伸ばすつもりで意識するだけで、集中力や気持ちが変わってくる。
「姿勢を悪くする生活習慣」という項目があったので、載せておく。自分の中で、心当たりのあるものはないだろうか?
1.テレビ・パソコンの画面に頭から近寄る。
2.座るときに浅くすわって、背もたれに体をあずける。
3.座るときに背中を丸める。
4.何かをするときに必要以上に力を入れてしまう。
5.立っていて疲れてくると、おなかを前に突き出してしまう。
6.背が高いのを気にして、自分を小さく見せようとする。
7.姿勢を正そうとして、胸を張る。
8.肩が丸まっているのを気にして、肩を背中に引く。
もしかしたら「姿勢が悪いと何がいけないの?」という人もいるだろう。
何が悪いかと言われれば、まずは格好が悪い。見ていてシャンとしていないものは、やはり美しくない。
二つ目には、健康上の問題が大きい。自分もイスに座るときに、足をイスとおしりの間にはさむくせがあるが、そのせいで腰が痛くなったり肩が痛くなったりしてしまった。
意識をしてそれをやめたら、自然と腰痛や肩こりがなくなっていった。また忘れてやってしまうと、すぐに腰が痛くなることもわかってきた。
まとめると、姿勢が悪いと①やる気がなくなってくる ②格好が悪い ③健康上の問題が出てくる と、いいことはひとつもない。
普段の生活の中で少し気をつければいいことなので、心当たりがある人は気を付けてみよう。それだけでちょっと格好よく見えるなら、もうけものでは?
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