2年生の2学期初めころの記事(2009年)。月曜集会で校長先生が全体で話したことをまとめて書いたもの。メモをしておき、リマインダーのように使うと生徒にも効果的なことがある。以下記事。
今週の月曜集会で校長先生が話された内容を覚えているだろうか?今回は忘れたころを見計らって、改めて紹介してみたい。
「友達には4種類ある。知らないでいてはいけない」という中国のことわざを話された。それぞれ花・秤(はかり)・山・地の4種類だった。
花…友達の調子がいいときは華やかで楽しい友人だが、自分にとって都合が悪くなってくると離れていてしまう。
秤…こちらについたほうが得だろうか、損だろうかという「損得勘定」で左右される友人。
山…どっしりとかまえていてくれる。調子に乗りすぎると、注意を促してくれる存在。
地…どんなことも吸収してくれる。自己犠牲の精神が高く、何かをお願いしたとしてもその代償は絶対に求めない。
花や秤の友人は、いざというときにいなくなってしまう、頼りない友人だ。山と地のような友人をぜひもちたいものですね、と言われた。特に気をつけたいのは、その後に言われたことだ。
「じゃあ、友達から見たら自分はどれにあてはまるだろう?」
そう、自分自身も相手にとってはこの4種類のどれかにあてはまることになるのだ。友達にとって自分はどんな存在なのかは、その相手にどうやってふるまっているかで決まる。自分の都合ばかり考えていれば上の2種類に、相手を思いやっていれば下の2種類になっていくだろう。
さて、どうだろう?自分自身を見つめ直す、いい話だと思いました。
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