教師を始めてすぐにあった、英語の先生を集めた市の歓送迎会で、こんなことを言いました。
「粉骨砕身するつもりで、がんばります!」
会場からはやや失笑が聞かれましたが、そのくらいの心づもりでスタートしました。
今になって両親に感謝しているのは、とても頑丈に生んでくれたことです。
(フィジカル・メンタルともに)
以前にも書きましたが、5年目くらいまではとにかく朝早く来て夜遅く帰りました。
今となっては、その地獄の日々のおかげで成長できたことも多いと感じますが、
非人道的であったことには変わりないし、もう1回やるかと言われても断固拒否します。
たまたま自分が頑丈だっただけで、病んでいった人、職を変えた人もたくさんいたことでしょう。
英語の同期が自分を含め13人中2人だけということを考えれば、
これ以上のわかりやすさはない気がします。
結論、先生たちはもっと休むべきだ!ということです。
早く帰宅するのに罪悪感をもつべきじゃないとも書きましたが、
休日を作ってちゃんと休むことをしたほうがいいです。
部活もそんなにがんばらなくてもいいです。どうせサービス出勤です(または少額の手当て)。
勝手な思い込みかもしれませんが、教師になる人たちというのは
熱い思いをもって教職に就き、生徒のために日々動くことを厭わず、優しい心をもち、忍耐強い。
(最近は教師の不祥事が目立ちますが、多くの先生は普通の方々です)
その真面目さが、ときには裏目に出ます。
いいじゃないですか、休んでも。
だって、先生だって人間だもの。
体や心を壊したら、元も子もないです。
正直、教師の仕事に終わりはありません。
授業も追求し始めたらキリがないし、次の日には新しい授業がやってきます。
もちろん教えるプロとして押さえるポイントは押さえていただきたいですが、
勤務時間は16:30に終わりだし、土日は休みです。
教師の前に、1人の人間!これを忘れずに、健康体でいきましょう!
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