年に1回くらいは書いている学級通信。「思考に気をつけなさい…」で始まる有名な言葉で、どの場面でも使える内容。
先日紹介した「言葉に気をつけなさい」は、マザー・テレサの言葉だと言われているが、いろいろなところで紹介されていて、何が大元かはよくわからない。全文は「5つの気をつけなさい」と呼ばれており、以下が全文。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
いつも頭の中で考えていることは、自分の言葉となって外に出てくる。
外に出てきた言葉の影響で、行動は変わってくる。
その行動は基本的にいつも同じだから、自然と習慣になる。
習慣は「自然と行動していること」なので、それは自分の性格にも影響する。
そして最後には、自分の運命すら決めてしまう…ということ。
ここで注目したいのは、すべてのスタートは「自分の思考=考え方」ということ。自分の考え方のクセは、自分がどんな言葉を使っているか意識したり、どんな口ぐせがいつも口から出ているかを注意したりすればわかる。
「やだなぁ」とか「めんどくさい」という言葉が意識もせずに出ていたら、どんな運命が待っているだろう?いつも「やだなぁ」「めんどくさい」と感じるようなことが、でてくるんじゃないだろうか。
なら、意識的にその口ぐせを変えてみたら?「ありがとう」「さすがだな」とか、プラスの言葉を使えば、そんな運命に変わるかもしれない。
でも、まずは自分の言葉に気付くことが第一歩だ。
オマケの話。人間の脳は、「否定語」と「主語」を理解できないらしい。相手に言った悪口は、自分の脳がすべて「自分のことだ」と判断してしまう。
悪口は、誰かのことを言っているようで、どんどん自分の価値を下げる行為だということになる。もしそれを集団でやっていたら…。その人の将来は、残念ながら明るくならない気がする。
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