読書は人生で趣味の1つにするべきだと、強く思う。
成功者のほとんどは読書をしていて、1か月に10冊程度の本を読む人も多い。
本は、書いた人が生きてきた中で強く思うこと、学んだこと、信条にしていることをたったの数時間で学ぶことができる、素晴らしい方法。
それこそ歴史的な偉人が残した一部にさえ触れられる。
なおかつ通信のネタになるなら、読書しない手はない。
最近ならYou Tubeで本のまとめ動画もあるから、それらも活用するといいかもしれない。
リーダーになる人に知っておいてほしいこと
パナソニック創業者の松下幸之助さんに学ぶ
毎年、夏休みが終わるころになると「あぁ、もう夏休みが終わる…今年の夏、自分は何をしていたんだろう…」と思うことが多かったけど、今年は、暇さえあれば本を読んでいた。
それだけに充実感があった。
遠くへ出かけることはできなかったけど、いい夏休みを過ごせた気がする。
自分が読んだ本の中に、Panasonic(パナソニック)の創始者・松下幸之助さんの本があった。
題名は「リーダーになる人に知っていてほしいこと」。
リーダーに限らず、知っておいて損はないことが多かったので、紹介する。
(ちなみに松下幸之助さんは、「経営の神様」とよばれるくらいすごい人です)
この本の基本は「素直な心をもつこと」。そんな気持ちで眺めてみてほしい。
誰の言うことでも、一応は素直に聞く。
いいなと思ったら素直に取り入れて実行する。
人の意見を聞くときは、虚心になって、私心をなくして、素直な心で聞く。
そうして他人の知恵才覚を授かる。
そのむずかしくないことを、人はなかなかできない。
そして失敗する。
逆にいえば、人の言うことを素直に聞いて実行すれば成功する、ということでもある。
リーダーになる人に知っておいてほしいこと p25より
もしかしたら、一番難しいのは「素直に聞く心」なのかもしれないと感じた。
自分の考えや思いと違うことを言われたとき、人はついそれに反抗してしまう。
でも、自分では気づかないことに、他人は気づくことができる。
ちょっとイラっとしたとしても、人の意見を素直に聞いて行動できる人は、成功するための第一歩をもう踏み出せているのかもしれない。
次の話に出てくる「機微(きび)」とは、「表面を見ただけではわからない、ほんの少しだけ表れるもの・こと・感情」のこと。
たとえば、いつも通りに見えるけどなんか怒ってるな、うれしそうだな、といった雰囲気のこと。
人情の機微は教えることができない。
学ぶのではなく、自分で悟るしかない。
しかしその人情の機微こそが、人生の根底であり、いちばん大事なことである。
リーダーになる人に知っておいてほしいこと p92より
勉強も大事だけど、それだけが学びではないなと感じた。
日常にあるふとした瞬間に感じることは、なかなか誰かから教えてもらえない。
授業だけでなく行事や学級活動で、そんなことも学べるといいなあ。
行事がたくさんある2学期。
きっとたくさんのことを感じ、学ぶことができるはずだ。
きっと、いろいろな人がみんなに話しをしてくれる。
まずは素直に話を聞いて、実行してみる。
そんな新たなChangeに満ちた、2学期にしていこう。
最後にもう1つ。
奉仕の心を忘れてはいけない。
その心持ちが、お互いの絆をつなぐのだから。
リーダーになる人に知っておいてほしいこと p122より
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