学級通信 「やる気の出し方」

3年生に向けて書いた学級通信(2010年)。2年までの復習テスト直後の話。

復習テストの結果を見ていると、「どれだけ勉強してきたのかなぁ?」と思わされる。宿題の確認テストとはいえ、内容は1~2年の復習だから、今の段階で合格できないということは、この部分が入試で出たらミスになっていた、ということだ。学業で高校を目指すのなら、それなりのことはしないといけない気がする。

自分が部活でもよく伝えるのは「練習でできないことは、本番でもできない」だ。勉強も全く同じで、練習問題で解けない問題は入試でも解けない。じゃあどうしたらいいかといえば単純で、その部分をできるようにするしかない。1~2年の復習なら、〇〇(当時の宿題)と朝学がそれにあたる。だから、テストでミスが出た=問題を見直す=入試の対策になる。毎日の積み重ねの大切さが、なんとなく伝わるだろうか。

まだ2年生のイメージで、家に帰ってからの生活があまり変わらない人も多いようだ。帰ってから遊んでしまい、課題をやるのが遅れる、勉強を後回しにする…これではいくら「次のテストでは良い点を取りたい!がんばります!」と言われても、たぶん結果は変わらない。それは、今の行動が変わっていないからだ。

ということで、勉強に関する情報を少しずつこの通信で出していきたい。まずは行動とやる気に関することを紹介。

脳内には、「やる気」を起こさせる部分があります。この部分が刺激されるとやる気が出るのですが、あなたがやる気を出そうとしてもなかなか活発に動いてくれません。では、どうしたらいいか?答えは

     実際に行動する

です。問題集を開き、手を動かし、英単語を発音するなどすると、どんどんこの「やる気」は出てきます。つまり、「やる気」は行動しないと出ません。

「勉強のプロセス」というページに詳しく載っているが、まずは行動をすることが第一歩。一歩を踏み出せば、変化が起こり始める。もしその一歩を踏み出さなければ、これからも変化は起こらない。自分の未来を変えるのは自分だけ、というのはまさにこのことだ。

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