先生の心がまえ ~生徒を1人の同じ人間としてみる~

長く教師をやっていると、ついやりがちなことがあります。

生徒を年下だと思ってなめてかかったり、傲慢に対応してしまったり…。

「どうせこんなことを言ってもわからないだろう」

「先生の言うことを聞いていればいいんだ」

なんて直接言葉には出さないかもしれませんが、似たようなニュアンスは出ている人がいます。

身近に小さな子がいる人は感じるかもしれませんが、

どれほど小さな子でもそういう態度は分かるものです。

逆に、小さな子ほど素直な反応が出るのではないでしょうか?

自分の姪っ子は、義兄の母親(おばあちゃん)の対応が好きではないらしく、

そちらの家ではほとんどお話しをしないそうです。

こちらの家にくると、本当によくおしゃべりをします。そんな話が信じられないほどに。

中学生ともなるとそこまで直球な反応は隠すでしょうが、心の内は似たようなものです。

大人と大人の対応であれば、丁寧に敬意を払って言葉を選ぶと思います。

(最近はそれすらも怪しい大人がいますが)

それと同じように、生徒相手にも敬意をもって接する。

敬意を払ってもらった相手には、悪い気もしないし、変な行動もしないでしょう。

それがない相手には、「どうでもいいや」という反応が返ってきても不思議ではありません。

年下だからといって、甘く見ない。

どんな人にも敬意をもって接していきたいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました