学級通信 「漢字を書ける人であってほしい」

2年生の中ごろに書いた学級通信(2007年)。メール、携帯という言葉に古さを感じます。

先週の金曜日、夏休み課題から100問漢字テストが行われた。自分自身、どのくらい漢字が書けるのかが気になって、同じ時間に解いてみた。みんなとは違い、普段から漢字の勉強をしているわけではないけども、すでにみんなが習ったことは習っているわけだし、大人として知っていなければまずい、という緊張感のもとで、解答してみた。

しかし、なかなかに難しい・・・「白壁の風景」はくへき? 「舟運」…ふなうん?わからない。「ソクシン」速進…あれ、はやく進むんだったか??「セイフク」制服 着るものになってる。。。
そんなこんなで、87点。なんとか面目は躍如しただろうか。

漢字は、いろいろな成り立ちからできている。漢字にはそれぞれ意味があって、それから大きく外れた使い方は、ほとんどされない。例えば、「詳細」という漢字だったら、「詳しく、細かいところ」なんだから、なんとなくイメージもわきやすい。どの漢字も、書いているときにイメージを持ちながら書くだけで、覚えやすくなるはずだ。

それに、四字熟語はけっこう覚えやすい。「首尾一貫」は「首から尾まで一つを貫きとおしている」、「粉骨砕身」は「骨を粉にして身を砕くほど」だし、「傍若無人」は「傍(かたわ)らに人が無いが若し(そばに人がいないくらいのつもりで暴れる)」だ。意味を考えると、漢字もそこそこつながってくる。

今は、メールを送るにしても携帯が勝手に変換してくれるし、パソコンを使っていても、漢字を知らなくてもなんとかなる。でも、例えば「イガイ」という漢字でも、よく使う言葉には ①意外 ②以外 の2つがある。どんなときに、どちらの漢字を使えばいいか、携帯やパソコンだけに頼っていては間違ってしまうこともある。

いくら身の回りが便利になっても覚えておきたい漢字はあるので、テストを機会の1つとして、チャレンジしていこう。

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