口ばっかりの先生の言うことは生徒も聞かないという話
掃除、一生懸命にやってますか?
これは生徒の話ではなく、教師側の話です。
時々、掃除の時間に職員室で仕事を進めている先生もいますが、残念な気分になります。
(急ぎの用事がある場合は仕方ないと思います)
これも、他の心がまえと同じです。
「人に言うならまず自分が行動で示す」ことが大事だからです。
例の1つとして掃除を挙げましたが、どんなことでも同じです。
「先生があれだけしっかりやってるなら、こっちもやらんといかんな」と思わせれば勝ちです。
大人として多少の打算は入りますが、変に怒鳴り声をあげてやらせるよりはいいはずです。
やらない生徒は中には当然いる
掃除に限らず、活動に積極的ではない生徒は当たり前のようにいます。
(その生徒をいかに動かすかが腕の見せどころではあります)
やらない生徒のパターンは、10人いれば10通りあるので細かくは書けませんが、
少なくとも「やってないアンタに言われたくない」はずです。
(口には出さないでしょうけどね)
そのときだけ繕っても、生徒はそこまでの教師の動きを見ています。
それに子供の感性は大人が思っている以上に高いので、嘘くさい言動も見抜きます。
ただ、生徒→教師 の関係性から言えないだけです。
だからこそ、いかに普段の行動を「見せておくか」が大事になってくるわけです。
(このあたりが大人の打算です)
行動を見せておきやすい場面
・掃除
・行事ごと(体育大会、文化祭、球技大会、学年集会、卒業を祝う会など)
・朝の会と帰りの会
・授業
・部活
・給食
などでしょうか。早い話が、全部です(笑)
まあ、全部だといくらなんでも疲れてしまうので、そこは大人の打算らしく適当に手を抜きましょう。
見えていないところでは思いきり手を抜く・・・これも大人の妙技です。
見せるのは大事だけど、すべてやってしまうと本末転倒
これらは、あくまで生徒をのせる技の一つです。
「先生がやってくれるから、やらなくてもいいか」と思われては本末転倒です。
ある程度のところまできたら、掃除であればきちんと指示を出しましょう。
こちらがやっているからこそ、伝わることがあります。
状況と生徒によって変わるので、そのタイミングは先生方で判断をしてください。
まとめ
大人も同じですが、口先だけの人の言うことは聞きたくありません。
それは生徒も同じです。まずは、自分の行動、背中で語れる大人になりましょう。
その姿から、生徒は勝手に学ぶはずです。
もちろんそれですべてが解決するわけではないので、あとは他の方法と組み合わせてください。
(生徒指導や部活指導と組み合わせるなど)
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