1年生の体育大会前の通信(2017年)。写真付きなので記事は短め。
先生という職業柄、周りを見て動いたり、指示を出したりすることが多い。もちろん長いの学校での経験があるし、何をしたらいいかとか、全体がわかっているから…というのもある。
でもそれは「結果が想像できる」できるだけで、一番大事なことではない。全体で行動しているときに、大切なことは「気付く」→「行動する」ことだと思っている。
例えば、昨日話をしたガムテープ&掃除で使った雑巾の出しっぱなし。例えば、今日の廊下に落ちていた黒色の絵の具。言われれば「あ、本当だ」とわかるけど、言われるまでは視界にすら入らないもの。気付ける人と気付けない人の違いは何だろう?
簡単な話、普段から周りに気を配っているかどうかの違いではないかな。いつも気を配っていれば、「あれ、あそこに何か違うものがある」とか「何か違う気がする」みたいに、気付くこともあるだろう。仕方ない部分もあるけど、周りは見えてこない。
全員が全部をできる必要はない。30人いれば、30人の気付きがある。その中で、直してくれる人がいてくれれば、片づけとかもスムーズだ。でも、その30人の誰も気づかない&行動しないでは、どうしたらいいだろう。先生が片づけるしかないか、注意するしかない。でも、それではさみしい。
まずは、気づける人になろう。そのために、ほんの少しでいいから、周りに気を配ってみよう。気付けるようになって、初めて「行動」できる。気付けなければ、行動することは絶対ない。
行動はまた少しステップが高いが、せっかくボランティアを積極的する中学校にいるのだから、一歩踏み出してみよう。オリエンテーション研修でも話が出た「考動」も思い出せるといいな。
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