テストや入試の前などに使える記事(3年2学期期末前に書いた)。経験談は自分の例や、「こんな話を聞いた」などとアレンジすれば、どのようにでも使える。
最近は根をつめているのだろう、疲れた顔や眠そうな顔が増えてきたように思う。進路に向けて自分自身と戦っている姿が垣間見えるような気がして、がんばれ!と応援したくなる。ただ、朝に話をした通り、バランスをとることも大事だ。
題名にある「過ぎたるは及(およ)ばざるが如(ごと)し」という諺(ことわざ)を知っているだろうか?「過ぎたる=やりすぎ」は、「及ばざる=足りないこと」と同じことだよ、という意味だ足りないことも問題だが、やり過ぎてしまうと足りないのと同じ状況になってしまうことを表している。
自分が高校生の時の例でいうと、徹夜でテスト勉強をしたものの3日目に眠気が爆発した。解答欄に一通り答えは書いたが眠さのあまり何を書いたかよくわからず、そのまま寝落ち。そしてチャイムで目を覚ました。あのときの「やっちまった感」はなんともいえなかった。
結果、社会のテストが30~40点くらいになってしまった記憶がある。それでは元も子もない。
そこでバランスをとるわけだが、その取り方も難しい。駅伝の大会後に、ベストコンディションについて教頭先生から言われた言葉がある。
ベストコンディションを作るのは難しい。自分の限界までギリギリ練習を続け、本番を迎えなければいけない。練習が足りなければベストにはならないし、やりすぎてしまえば故障する。練習の成果を出すためにも、コンディション作りにも専念してほしい。
学習にも同じことは言えるだろう。限界まで攻めながら、体調を崩さないようにするわけだ。
部活でも言われる「良い選手は故障をしない」という言葉にも通じる。セルフコントロールであったり、セルフマネージメントといわれたりするものだ。自分で自分を管理できる人は、それだけで有利だし、強くなる。
あと4日で期末はやってくる。エンジンがフル回転している人もいれば、スローに回転している人、まだエンジンさえかかっていない人と様々だ。いつかやるべきことなら「今」やるのが絶対に正解。自分の未来は、自分の行動が決めている・・・。
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