学級通信 「最後に伝えたいこと① 長所は短所、短所は長所」

3年生の卒業前に10号連続で伝えたい内容を書いた記事。普通の内容と分割して書いているので、やや短めの記事。

伝えたいこと①・長所は短所、短所は長所…自分の個性を認めよう!

人にはそれぞれ個性があります。

100人いれば、100通りの個性があることになります。

個性とは、みなさんが思うような「できること、得意なこと」だけではありません。

一見短所に思えることも、個性なのです。

その人らしさ、その人のすべてが、個性だと考えて下さい。そこに良い悪いはありません。

長所と短所は表裏一体。例えば、いつも元気でいることは長所でもありながら、静かにしたい人からすれば、それは短所にもなりえます。

静かな人はその逆になるはずですよね。

いっしょにいて静かな人は「落ち着いていて安心する」という長所になり、逆に明るく元気な人からすれば「静かすぎる」という短所になります。

元気なこと、おとなしいことに良い・悪いの判断はなく、ただ単にそういう個性=特徴なのです
(性格などもすべて含みます)。

もしかしたら、本人からしたらその特徴がイマイチ好きになれないかもしれませんが、そこは人と比べないようにしましょう。比べても、意味がないからです。

あくまで、それをどう生かすか?だけなのです。

例えば世間では勉強ができる・できないが大きな判断材料のように思われがちですが、スポーツが得意な人・不得意な人、芸術が得意な人・不得意な人がいるように、勉強もしょせんその1つに過ぎません。

例えば、芸人さんで太っている人がいたとします。この人は、痩せないように努力します。

なぜか?その人にとっては、太っていることが個性=特徴だからです。

世間一般では太っているとマイナスに思えますが、視点が変われば一瞬でプラスになるのです。

自分の個性は何か?何がしたいのか?自分が自分を一番理解し、一番の味方になってあげてほしいと思います。

きっとそこは他人と比べる部分ではなく、自分が認めてあげられるかどうかだと思います。

「こんな私だからこそステキ!」そう言える人こそが、本当に素敵なのではないでしょうか。

自分を認められる人になってほしいと、願っています。

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