学級通信 「嫌なことは先にやる ~成績が上がる生徒の共通点~」

1年生の学年末テスト直前の記事(2009年)。テスト前ならどこでも使える内容。

1年生にとっての最後のテスト・学年末テストが5日後にせまった。1週間前からスタートしている子もいれば(もっと前から始めている子もいるかも)、まだ始めたばかり、もしくはまだ手が付いていない子もいるかもしれない。

でも、これが1年最後だ。終わりよければすべてよし、有終の美ともいうように、できるならば1年生で今までで最高の順位を取って終わってほしいところだ。

当然、この土日が勝負になる。もう4回やっているからわかるとは思うけど、「あとでやろう」とか言っていては絶対にだめだ。とにかく、

嫌なことは先にやる

この精神でこの土日をのりきってほしい。以下は「成績の伸びる生徒の法則」という話。参考にしてほしい。

成績が上がる生徒を見ていると、いくつか共通点がある。

孤独に強い。友達と用もなくたむろっていない。塾に来るにも、自習室にやってくるにも、テスト前や、大事な勉強の時は単独行動をする。

テストやプリントの間違った問題は必ず見直す。できない生徒はテストを丸めて終わってしまう。塾でもそうなのだから、学校でも同じだろう。注意しても直らないのは正確のためだろうか。

負けず嫌いである。自分がやることで他人に劣ることを嫌う。常に人の上に立つことを意識し生きていくタイプで力強い。人をいたわる気持ちさえ失わなければ大成する人間である。

記憶力に頼らない。必要なことは必ず書き留める。中途半端な記憶に頼るものこそ、ケアレスミスや勘違いが多い。

カバンの中が片付いている。テストプリントや給食の残り物がカバンのそこで混ざってしまっている生徒で、成績のいい子を見たことがない。塾生の勉強部屋をのぞいたことはないが、きっとカバンの中身と部屋の様子はリンクしていることと思う。

あいさつができる。指導室に入ってくるときに「お願いします」と元気に入ってくる生徒で、受験に失敗した生徒を見たことがない。あいさつはとても大事だ。

最後に、成績が上がる生徒は素直である。これが究極の最大の武器だ。

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