３年生の２学期初めころに書いた記事（２０１６年）。体育大会の準備があり、人にお願いをしたほうが早いことがあるということを伝えるために、自分の経験を書いた。
自分の経験から、素直に相談したほうが楽だった、２つの例を。
①前任校に転勤したとき、吹奏楽部の顧問になった。初めての転勤でもあり、前の顧問の先生の影響力も強く、なかなか困ることも多かった。
副顧問にいた先生は、吹奏楽の世界では有名人だった。なんでこの人が顧問をやらないんだろう？と少し不満に思いながらやっていた（最初、苦手なタイプの人だった）。
でも、状況が状況で文句も言っている暇もなく、玉砕覚悟でいろいろお願いした。
すると、こちらが思っていた以上にお手伝いをしてくれて、逆に驚いてしまった。
実際はお互いに遠慮をしていたようで、もっと早くお願いすればよかったと後悔した。
今では仲良しの先生です。
②同じく前任校で、初めて進路の担当になった（進路に関する仕事を全部やる人）。
進路の仕事は思った以上に大量で、かつ細かい仕事ばかりだった。その学校は当時、進路に詳しい先生が転勤でいなくなってしまったため、誰にも質問できない状態だった。
「うん、これはわからん！」と早々に自分で悩むのをやめて、昨年までの担当者と、転勤前の学校の進路担当の先生に質問しまくった。
わからないことがあったら、即質問。本当にいくつ質問をしたのかわからないくらい質問した。
それでも、その先生たちは嫌な顔一つせず（メールだったので実際に顔は見えませんでしたが）、どんな質問にも答えてくれた。
おかげさまでどんどん進路に詳しくなると同時に、失敗をすることなく無事に仕事を終えることができた。
できないのが恥ずかしい、とかは横に置いておいて、困ったら協力をお願いする・依頼をしてみよう。君たちが思っている以上に、世界は優しい。
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