小さい仕事も後回しにすると大変だから早く片付けようという話
教師の仕事には、意外と小さな仕事がたくさんあります。例えば…
・生徒や他の先生が作った原稿の点検
・メールチェック&返信
・時々届く手紙の確認
・簡単な事務作業(勤務記録や部活動記録)
・印刷作業
などなど。5分以内に終わるけどやるのが面倒くさい、「あとでいいか」と回しがちな仕事です。
しかし、これらを全部後回しにするとどうなるか?
結果、とても面倒で大変な仕事に化けてしまいます。
「塵も積もれば山となる」の典型的な例でしょう。
解決法 その仕事に気づいたときに素早く片付けよう
面倒なのは、よくわかります。
でもポイントは「面倒だな」と思った、その瞬間です。
もし5分間をそのタイミングで割くことができるのなら、その瞬間にその仕事を片づけましょう。
教師の仕事はあとからどんどん積もっていきます。
それなのに「あとにしよう」というのは、まさに「問題の先送り」です。
小さな問題は小さなうちに処理をする。生徒指導の基本にも通じますよね。
仕事が積もって大変になるのなら、積もらせない仕事の仕方が必要です。
だからこそ、その最速のタイミングは?
その仕事を手に取ったその瞬間、になるわけです。
忙しいときは? それでも次に5分をとれるタイミングで片づける
とは言っても5分すら時間がとれないときはあります。
自分も、タイミング的にトイレにすら行けないことがあるので、そのときは流石にスルーします。
じゃあ結局、仕事はたまるじゃん!とはしないでくださいね。
1日の仕事時間の中で、いかに忙しくてもある程度まとまった時間はとれるときがあるはずです。
(それすらない場合は、仕事が偏りすぎの可能性が考えられます…)
自分の机に戻ってコーヒーを一口飲んだら、すぐにさきほどの仕事を片づけましょう。
大きな仕事を始めてしまうと、小さな仕事は手につかなくなりがちだからです。
(大きな仕事→授業準備、行事の準備といったまとまった時間を使うもの)
たった5分、されど5分。
この時間の使い方が、最終的に仕事が早い人と遅い人の差をさらに広げてしまいます。
小さな仕事は、小さな時間で取り除くことを心掛けるとよいと思います。
まとめ
自分の印象ですが、仕事の早い人は小さな仕事にほとんど時間と労力をかけません。
時間と労力をかけるべき仕事に、それらを使っているからこそ仕事が早いのです。
その「時間と労力をかけたくない仕事」こそが、5分以内に終えられる仕事、ということです。
ということで、5分以内に終わるような小さな仕事は、
出来る限り手に取ったその瞬間に、片づけてみてはどうでしょうか。
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