教員補助さんがいる学校ならどんどん仕事をお願いしようという話
仕事をお願いするのが苦手…とか言っている時間がもったいない
今まで勤務した学校には、教員補助さんがだいたいいらっしゃいました。
地域によっては呼び方が違うかもしれませんが、とにかく仕事を手伝ってくれるありがたい存在です。
依頼の仕方がわからない…とか、なんか忙しそうだから…と敬遠していませんか?
教員補助さんは、仕事を待っています!
仕事時間なのに、仕事がないほうがツライです!
と教員補助さんから直接話を聞きました。
最初は話しかけづらいかもしれませんが、基本的には気さくでいい方たちが多いです。
自分の時短のためにも、どんどん仕事を依頼してWIN-WINになりましょう。
教員補助さんには、できることとできないことがある
とはいっても、「授業準備を全部お願いします!」のような無茶ぶりはアウトです。
教員補助さんには、当然できることとできないことがあります。
自分が見ている限り、やってくださるのは以下のことでしょうか。
<やってくれること>
・印刷業務
あなどるなかれ、印刷には思った以上の時間がかかります。
行事の説明会資料や宿題用に大量印刷する場合など、教員がやるには大変な作業があります。
枚数をお願いしておけば、きっちり丁寧に印刷してくれます。
・丁合(ちょうあい)
上に少しかぶりますが、資料を作るときに冊子にすることもあります。
教師がやるには時間がかかりすぎる、生徒にお願いするレベル…そんな仕事もやってくれます。
・教材作成のお手伝い
授業そのものは無理ですが、授業で使う教材作成のお手伝いはしていただけます。
印刷してラミネート、マグネットを貼る、用紙を切るなど、お願いすればだいたいOK。
学級で制作するものでも、お願いすればたぶんやっていただけます。
・単純作業
教師にとっては時間泥棒になりがちな単純作業。それもお願い可能です。
時にはベルマーク集計、時にはバザーの注文集計、金額チェック、図書のチェック…
時間がかかる単純作業を、こつこつとやってくれます。
・裁縫など家庭科的なこと
主婦の方が教員補助をされていることが多いです。
カバーを作ったり、カーテンの補修をしたりと、ミシンを使っての作業もしてくれました。
<無理なこと>
・クリエイティブ(創造的)なこと
あくまで補助なので、立案をするようなことはできません。
できる、できないの話ではなく、それは教師の仕事。
・〆切直前の依頼
いくら気のいい方たちでも、直前に依頼されるとさすがに無理です。
勤務時間が限られている方たちなので、余裕をもっての依頼が基本です。
お願いするときの注意点は?
ちゃんとお願いができれば、本当に教員の時短になります。
ただ、教員補助さんも1人の人間です。
普段からあいさつしたり、ちょっとした会話をしたりすることも大切ですし、
丁寧に依頼することもマナーとして必要です。
ときどき「教員補助なんだから仕事やって当たり前でしょ?」みたいな対応をする人がいますが、
自分が同じことをされて、気持ちよく仕事ができるかどうか考えれば、そんなことはしないはずです。
人間同士のマナーと敬意をもって、丁寧に依頼しましょう。
信頼関係ができると、本当に気持ちよく仕事を手伝っていただけます!
まとめ 仕事をお願いすることもできるようになろう
教員は、なんでも自分だけで仕事をやりたがる傾向が強いように思います。
ようは「仕事頼み下手」=「人に頼るのが苦手」なんでしょう。
(教員の人のよさが出ているとも言えますが、美徳かどうかは怪しいところ)
でも教員補助さんは、仕事を頼まれるために学校にいらっしゃいます。
無理に依頼する必要はありませんが、「これをお願いできるとありがたいな」と思ったことは、
どんどんお願いしましょう。それがお互いのためになるはずです。
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