先生のための仕事術 ~仕事は締め切りから逆算する~

先生の仕事は多岐にわたります。

そして、それぞれの仕事の締め切りは当然違っていて、

気づくといつも締め切りに追われている…という先生もいらっしゃいます。

時折、定期テスト当日の朝にテストが出来上がっている方もいました。

仕事はこなせても、これでは体がもちません。

自分も、内外問わず仕事が舞い込んできます。

それも1つ1つ時間のかかる内容が多く、計画して処理していかないと

どうにもならないことが多々ありました。

そんな中で、このスキルも身に着いたように思います。

まず、いくつの仕事が手元にあり、それぞれの締め切りがいつかをはっきりさせます。

卓上カレンダーやスマホのスケジュールに記入していくとよいでしょう。

次に、その1つ1つの仕事にどのくらいの時間がかかるか考えます。

A、B、Cの仕事があったら、Aは3時間くらい、Bは5時間くらい、

Cは20時間くらい…と目安でいいので把握します。

次に、仕事の合間に進められる仕事か、集中しないと無理なのかを考えます。

例えば、

A 細切れの仕事で、1日30分くらい必要。締め切りは2週間後、週に3回やればOKか。

B 少し気合がいる。業後に1時間程度は必要。締め切りは1か月後、まだ余裕あり。

C 相当集中する上に、やる気が起きない。締め切りは2か月後、3日ほど集中できる日を用意

のような感じになります。これに、日常の業務をからめて考えます。

授業も、曜日によって軽い日と重い日があり、授業が詰まっている日はあまり無理ができません。

比較的に授業がない曜日を狙って、少しずつAを消化していきます。

次は少し重めのB仕事。余裕の出る金曜日に、なるべく片づけます。

重いCは、集中するために他の仕事は一切いれません。

部活のない平日の午後など、まとまった時間がとれるときに取り掛かります。

また、20時間を一気にやるのは厳しいので、3~4分割ほどして終わらせます。

以上のことを、いつ・どのくらい時間がとれるのかを先に考えておきます。

もちろん、すべてが予定通りにはいかないので、

締め切り前には余裕をもっておくとよいでしょう。

逆に、仕事が調子よく進んで、締め切りの相当前に終えることもあります。

ここまでに、これくらいは終わってないと危険だな…と

感じられるようになってくれば、締め切りに追われるようなことは減ってきます。

気づけば、知らずのうちに「仕事が早い人」と周りに思われるかも?

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