全校集会と本をきっかけにした、あいさつについての記事。設定を変えればどこでも使えるし、あいさつについて考える1つのきっかけになるかも。
全校集会で、生活委員から「あいさつをしっかりしましょう」と目標が出た。後期生徒会役員候補の多くも、あいさつの大事さを考えている人は多い。でも、あいさつはなんで大切なんだろう?お互いにあいさつしなくても、別にたいした変化はないような気もするが…。
ということで、校長室前に置いてある本の中に、あいさつの大事さについて書いてある部分があったので(本の名前は忘れてしまいました)、一部紹介したい。
…人間関係はすべてあいさつから始まる。初対面のときであれ朝夕に会うときであれ、あいさつをするのは、相手が尊厳を備えた一人の人間であることを認め、それに対して敬意を表することである。自分も同じ人間であって、的(まと)ではなく味方であることも示そうとしている。
相手が丁重なあいさつをしたのに対して、自分よりも目下だと思ったり、どこの馬の骨だからわからないと見下していたり、ぞんざいなあいさつを返す人がいる。まったく無視したり、ただ目をやるだけの人もいる。こういう人は人間関係にまったく無知な人で、人間と人間のつきあいはできない…
「ぞんざい」とは、いいかげんに物事をやることを言う。
あいさつは、ただ声をかけあうだけのものではなく、お互いを認め合うことでもある、とこの本には書いてある。それを知ってか知らないでか、普段からきちんとあいさつができる人は、無意識にそういうことができる人なのかもしれない。
逆に、無意識にでもあいさつができていない人は、もしかしたら自己中心的な面があったり、他人をぞんざいに扱う面があったりするのかもしれない。一度、自分にどんな面があるのか確認してみるのもいいのでは?
ともあれ、あいさつは生活の中でも大事なこと。上に書いたような事は置いておいても、誰かとすれ違ったときにはきちんとあいさつができるといいと思う。
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