人はいつだって「あのとき〇〇していれば…」と後悔する生き物だ。
ただそれも、そのときの自分が最善だと思ってとった行動なのだから、
ある意味仕方ないことだと思う。
でももし、未来の自分の視点で物事を考えられたら…?
今この瞬間のことだけを考えているよりも、少し客観的に自分を見つめることができるだろう。
失敗を経験するからこそ人は強くなることはわかっていても、
生徒達にはなるべくそういう経験をしてほしくない。
…と思ってしまうのは、教師としてはこれまた仕方のないことかもしれない。
後悔は先に立たない
1年後の自分は今の自分にどんなメッセージを送るだろう
期末テストが近づいてきているが、学習は進んでいるだろうか?
泣いても笑っても、3年生のテストはどうしても進路がかかってくる。
後悔のないように、今から少しずつ進めていこう。
ことわざの1つに、「後悔先に立たず」がある。
後悔とは読んで字のごとく後から悔いることなので、これが先に来ることは絶対にない。
あとから考えてみれば「あのときやっておけば…」と思うことも、
今の段階だと「まだいいや」となりやすいわけだ。
そんなときは、こう考えてみて見てほしい。
「1年後の自分が今の自分に声をかけるとしたら、どんな言葉を伝えるだろう?」と。
まだ来ていない「先」を想像して、「今」どうしたらいいかを客観的にみられる。
時期によってメッセージは違うかもしれないけど、きっと
「少しずつでもいいからやっておけ!あとからキツくなるぞ!」
的なことを伝えてくるんじゃないだろうか。
もちろん、その1年後の自分は想像上のものだ。
でもそれは他人のセリフではなく、自分自身の心の声。
やらないといけないのは、自分が一番わかっている。
結局、あとは「行動するかどうか」だけの問題だ。
進学したいと考えているならば、進学先したあとも学びを続けていくはず。
今、自分から行動がなければ、どこに行っても「あのとき…」と後悔がついて回るだろう。
ぜひ「今」しかできないことを、やっていこう。
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