他人を変えるのは難しく、自分を変えるほうが簡単という話はよく聞きます。
しかし、本当にそうでしょうか？
そんなに簡単に自分が変えられるのなら、まずあなたの人生が、
もっと違ったものになっているはずではないでしょうか。
変化にはそれ相当の覚悟と時間と労力が必要になるものです。
それを多くの人が勘違いしているような気がします。
人は変わろうとすれば１秒後にでも変われる ただし…
今の自分を変えたいと思っている人は、少なからずいると思う。
実際、自分を変えるのは１秒あれば十分。
勉強がなかなか手がつかない人であれば、今すぐに勉強をやればいいだけ。
痩せたい人は今すぐに運動すればいいし、晩御飯を減らせばいいだけだ。
明るい性格になりたければ元気に振る舞い、誰にでも話せばいい。
整頓が苦手でも、自分の身の回りを今すぐに片づければいいだけ。
「だけ」と書いてあるけど、それができないし難しいんですよ…
という声が聞こえてきそうだが、でもそれが事実であり現実だ。
「変わる」「変わらない」は、ほぼイコールで「やる」か「やらない」かだけの話。
本気で変わりたけば行動するだろうし、本気でなければやらないだけ。
ダイエットをしたいんです！という人がけっこうな確率で失敗するのは、
実のところ、苦しい思いをしてまで痩せたいとは思っていないから。
もし本気で痩せたいのなら運動もするだろうし、間食もしないだろうし、
食事の内容にも細心の注意を払うはず。
ケーキやお菓子なんてもってのほかだし、健康にも最善を尽くすだろう。
そうでないのなら、「できたら楽して痩せたいなぁ」くらいの軽い気持ちでしかない。
それで願いが叶うならいいが、そうでないことはみんながよく知っていると思う。
つなり、棚ぼた狙いでは夢は実現しないし、自分すら変えられない。
夢を持ち、計画をして、それに向かって地道に行動をする。
何度も繰り返し、たとえ挫折しそうになっても、それでも続けて繰り返す。
そんな当たり前のことを当たり前にやるからこそ、
自分を変えられるし、夢も実現していくものだ。
なんだかんだで、公立入試まで３週間を切った。
もちろん、ここまで必死にやっている人は夢の実現に近づいていると思う。
ただ、おそらく将来にも「なかなかうまくいかない」と感じることが起こるだろう。
そのときは、上に書いたことが影響しているかもしれない。
そんなときは、夢が絵に描いた餅になっていないか？を自分に聞いてみよう。
本気で行動することが、現実を変える原動力になるはずだ。
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