【学級通信ネタ】 リアクション(反応)をできるようになりたい

学級通信

ときどき、話をしていてもまったく反応のないクラスに当たることがある。
そのときのむなしさと言ったら・・・。
授業でこれが起こると、一気にやる気がなくなる。
そこは教師ががんばる部分と言えば部分だが、生徒がそれを知らずに損をしている気もする。
「分からないことは教える」ことが教師の仕事なので、
これもそのうちの1つ、かもしれない。

何気ない場面・授業・話を聞くときに、何かしらの反応ができるようになるといいなぁ

昨年度のクラスで、話をしているとすごいリアクションをとってくれる子がいた。
こちらをまっすぐ見て、何かを伝えたときには必ずうなずいて反応してくれた。

話している側からすると、きちんと聞いてくれているんだな、というのがよく伝わってきた。
実際その子は授業での集中力も高く、成績がどんどん上がっていった


リアクション(反応)は、会話の中でも重要なコミュニケーションスキルの1つ。
例えば、壁や写真、マネキンに話しかけてもあまりおもしろくはないと思う。
理由は単純、なんのリアクションもないから

人は相手から反応があるからコミュニケーションをとれていると思えるし、リアクションを返すことで「聞き手」の意思を表示することができる。

逆に、聞いているのが人間でも、リアクションがなければ意思の疎通は難しい。
今の1年生を見ていると、もう少しリアクションがとれるといいなぁと感じている。
以下、そのコツを引用する。

人の話を”しっかり”聞くのは基本ですが、それと同じくらい大切なのが、聞いているという合図を相手に送ることです。
合図と言っても特別なことをする必要はなく、「うなずき」と「相づち」で十分です。

「うなずき」も「相づち」も、ややオーバーなくらいがちょうどいいでしょう。
よく本人はうなずいているつもりでも相手からみたらまったく無反応なこともあるものです。

うなずきと同時に、口角(口の両端)を上げることも意識してみましょう。
「しっかり話を聞いていますよ」という合図が届けば、話し手も安心し、気持ちよくいろいろなことを話してくれるでしょう

コクヨ社員研修HPより

加えて、リアクションの「あいうえお」も覚えておくといい。
あ・・・あぁ!
い・・・いいね!
う・・・うん、うん。
え・・・えぇ?!
お・・・おぉ~!

これができるだけで、相当レベルの高いリアクションがとれるようになるはずだ。
練習のつもりで、友達や家族に使ってみてほしい。

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