通信のいいところは、紙文書として手元に残ること。
話だけだと、右から左へ通り抜けていってしまう可能性が大きい。
テストだけでなく、一度話をしたことをこうやって文書に残すことで、生徒の理解度も高まる。
テストの採点から分かること
テストでの間違え方から、次のテストのヒントを見つけよう
長年テストの採点をしていると、間違え方に特徴があることが分かってくる。
採点をすると〇か✕がついてしまうだけだが、
テスト後の本当のポイントは「どういう✕だったか」を自分が理解をすることだ。
〇だった問題は、できているのだから問題ない(カンで答えたのではなければ…)。
〇を増やしたいのだから、✕をどう〇にするかが攻略のポイントになるはず。
もうすぐ〇になるミスなのか、まだ努力がいるミスなのか、まだ正解が遠いミスなのか…
人によって状況が違うが、分析すると分かることも多い。
もう一度、各教科のテストを見直してみて、自分が何を・どう間違えたか見てみよう。
今回の点数は変えられないが、次回に生かせることが必ずあるはずだ。
英語のテストの場合、こんな感じで分類してみてはどうだろう。
①惜しいミス・勘違いミス・凡ミス(すぐ直る)
単語のスペルミスや、studiedのyがiに変わってない(studiesも同じ)、
ingがつくと消えるeようなミスは、単純なミスなので比較的にすぐに直る。
ただ、間違えたときにきちんと直さないと、次も同じミスをする。
加えて、テストの最後5分を見直しにして、単純ミスを直すようにしてみよう。
②文法など、理解が必要なミス(ちょっと時間がかかる)
三単現のsがつくかつかないか、
進行形(ingの付き方)の作り方⇒be動詞と一般動詞が混ざる、
現在と過去形が混ざるようなミスは、少し時間がかかる。
これはルールそのものを理解する必要があるからだ(ノートを見直したり、問題集で復習)。
基本文が書けない場合は、単純に練習回数が足りてないので、これまた時間がかかる。
見たり書いたりする時間や回数を増やそう。
③単語や熟語を答える問題が空欄(だいぶ時間がかかる)
言葉は、単語や熟語の意味が分からないと話が通じない。
単語・熟語が分かるから基本文も分かる⇒基本文が分かるから文章も分かる…という順番なので、
最初の問題が解けなかった人は、まず単語・熟語を覚えるのが先決。
なかなか一度で覚えられるものではないので、何回も繰り返す必要がある。
あせらず、でも確実にやっていこう。
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