いわゆる「傾聴」の記事。
人は思った以上に人の話を聞かない。
それは子供であれ、大人であれ、ほぼ同じだ。
だからこそ、人の話をきちんと聞ける人はそれだけで価値が大きい。
聞き上手は話し上手、と言われるのもこのあたりが所以だろう。
同じ師匠が同じ内容を弟子の2人に教えて、感じたこととは・・・
違いは少し、差は大きい
ある「教える系You Tuber」の話。
自分の弟子(直弟子)が、さらにその弟子へ教えたとき、おもしろいことが起こったと話していた。
まったく同じタイミングで、まったく同じ内容を教えているはずなのに、1人はめきめき上達し、1人は失敗を繰り返しているそうだ。
師匠がその直弟子に、「その2人に怒る差は理由は何だろう?」と尋ねて、出た答えがこれ。
人の話を最後まで聞かない
だった。うまくいった人=Aさん、失敗する人=Bさんとする。
Aさんは直弟子の話をきちんと聞き、その内容を自分なりに説明してみるように伝えると、同じ内容をちゃんと説明ができた。
Bさんは話を最後まで聞いていないから、肝心な部分を勝手に解釈してしまい、同じような説明ができなかったそうだ。
大きな差はそこだけ、でも結果は大きく違ってしまった、と話していた。
気にしなければ「ふーん、そんなもんか」と流してしまう内容だが、これってけっこうやりがちなことなんじゃないかな、と思った。
「話を聞く」のはけっこう集中力が必要で、ほとんどの人は「話を聞いているつもり」になっていることが多い。
例えば、授業で先生が話した内容や、部活でされた顧問の先生のアドバイスを、本当の意味で最後まで聞いているだろうか?
その話を、改めて説明しなおすことができるだろうか?
そこに勝手な解釈は入っていない?
・・・と考えてみると、きっと「いや、そこまでは・・・」と答える人がほとんどだろう。
それくらい、「ちゃんと話を聞く」って難しい。
ということで、意識的に話を聞くようにするだけで、結果がいい方向に変わっていくかもしれない。
テストも近いことだし…。
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