人生は選択の連続であり、その選択で「今」が出来上がっている。
後悔をする現実を作り出したのは、間違いなく「過去の自分の選択」の結果だ。
それを責めたところで意味はまったくない。
だから、前を向いて「今」なんとかしようぜ、と伝えていく。
後悔は先に立たない 今しかできないことをする
朝の会で話をしたとおり、10日後にやってくる中間テストは2学期の成績を決める大きな1歩になる。
点数だけがすべてではない…というのはわかっている。
しかし受験というシステムを選択する以上、「学校でのがんばり」を何で表すかと言えば、今のところ通知表の数字しかない。
目標があり、それを必要とするのなら、やるしかない。
いつも思うのは、「後悔先に立たず」ということ。
あの時やっておけばよかったのに、と感じることが3年生をやっていると多々あるからだ。
夏休み明けに課題をちゃんとだしておけば…
中間(期末)テストの提出物をきちんと出しておけば…
もう少し対策プリントをやっておけば…
もう少し早めにテスト勉強をやっておけば…。
こんな後悔が、今までにたくさんあった。
でも、過ぎ去ってしまった時間を取り戻すことは誰にもできない。
それなら、「今」なんとかするしかない。
君たちには、まだそれができる。
そして、なんとかするのなら「今この瞬間」が一番早いタイミングだ。
まだテスト範囲は発表されていないけど、できることはきっと見つかると思う。
こんなことを書いているが、頑張っている人は本当に頑張っていることも感じている。
だから「がんばれ」と「無理しすぎないで」とも伝えるんだけど、
もっと踏ん張ったほうがいい人が「無理しすぎないで」を受け取り、
頑張っている人が「がんばれ」を受け取ることがある。
なかなか難しいところだが、そこは自分で自分を振り返ってみてほしい。
今の自分は、必要なことをやっているだろうか?と。
頭で考えると、いろいろ言い訳がでてくるかもしれない。
ぜひ、自分の心に聞いてみよう。
自分の心は偽れない。
やるときにやって、休むべきときに休めているだろうか?
自分の行動・思いを、自分の心はすべて見ている。
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