【先生のための仕事術】 提案するなら「これ」を作ろう!

仕事術

連絡や提案を口頭だけでする人がいます。
正直、その話を聞いていますか?私は聞きません。
というより、話だけだと理解するのにパワーが大量に必要で、聞いていられないのです。
それであれば、こちらがする場合は「これ」が力になります。

提案をするなら「資料=簡単なプリント/レジュメ」を作ろう!

人間は口頭説明だけだと理解が追い付かない

レジュメ=要約、概略 のことです(フランス語)。

職員会では、資料が当たり前のようについてきます。
月の予定、行事の詳細、各担当からの連絡…口頭では到底、理解が追いつかないからです

加えて、口頭での説明だけでは無理なことが多いです。
・ちょっと気を抜くと何の話をしていたか分からなくなる
・疑問が出ても内容が振り返れない
・聞いている各個人がメモを取らなくてはいけない
・訂正が難しい

・証拠が何も残らない

職員会ぐらいなら当たり前に資料を作るとは思いますが、(簡単な連絡はいいとして)
簡単な学年会や生徒との学年集会、委員会活動などでは作る人が減る気がします。

上に箇条書きしたことの裏返しが、資料を作ることですべて解決します。

資料があれば理解が早まる上に備忘録にもなる

つまり、こういうことです。

・ちょっと気を抜くと何の話をしていたか分からなくなる
  →何の話をしているのかすぐわかる
・疑問が出ても内容が振り返れない

  →同じ資料を見ていればすぐに指摘ができる
・聞いている各個人がメモを取らなくてはいけない

  →資料があればメモの必要なし
・訂正が難しい

  →訂正が簡単
・証拠が何も残らない
  →証拠が残るうえ、何を伝えたいかは読めば分かる

内容が伝わることが最重要課題なのだから、これで資料を作らない理由はありません。

生徒への連絡や提案でも出来れば用意しよう

学年集会や、委員会の連絡などでも同様です。
(さすがに1つの連絡するために資料を作る…とかはナンセンスですが。内容によりけり)

学年集会は、1時間ほど話すことになります。
最終的に「結局、何の話をされたんだっけ?覚えてないや」では話す意味もありませんよね。

話す内容のアウトラインだけ作っておいて、あとは必要があれば生徒がメモをする。

委員会活動でも、簡単に項目だけ書いておけば、
例えメモを書かなかったとしても「何について話したか」は資料を見れば理解できるからです。

資料があれば「必殺技」も使える

最後に、あまり印象はよくありませんが「必殺技」も使えます。

「連絡しましたよ以前出した資料にも書いてあるはずですが…。」

特に話を聞いていない人にはてきめんです。

まとめ 3分で作れる程度でOK

いや、それでも資料を作る時間なんてないよ…。面倒くさい…。
という声が聞こえてきそうですが、資料は3分で作れます。
(あくまで内容が決まってさえいればです。内容もなく話す人はいないはずなので!)
自分あこの程度で出しています。

<学年会資料>
(1)夏休み課題について
  ①テキスト購入?  ②自作する?  ③通常課題で代用する?  ④その他

(2)夏休み補修について
  ①実施する?        ②実施しない?
   →実施するなら日程は

(3)2学期の進路説明について

(4)各教科からコメントがあればどうぞ

学年集会の生徒向けならこんな感じでしょうか。

<学習についての話>
(1)期末テストの結果について
  ①勉強はどのくらいした?
  ②その結果はどうだった?
  ③それに対して反省は?
  ④どんな行動をこれからしていく?

(2)冬休みにやってほしいこと
  ①各教科の先生からポイント

(3)冬休みの宿題について

(4)その他

委員会活動なこれくらい。

<美化委員会の活動連絡>
(1)清掃カード提出のお願い

(2)美会員の見回り日程…自分の日程に〇をつけよう
  ①5月3日  ②5月10日  ③5月17日  ④5月24日
    ★掃除の時間に玄関前に集合してください

話す内容さえ決まっていれば、この程度で十分です。

資料を作って、わかりやすい話を目指しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました