教員なら通信のネタや朝の会・帰りの会の小話として、
他の社会人でもスピーチなどのネタになりそうな話を紹介。
問題を起こす人は、だいたい他人のせいにしていることが多い気がする
生徒間でよく起こるトラブルは、人間関係。
よくよく生徒の話を聞いてみると、けっこうな高確率で、トラブル被害を訴えた本人に原因があることがあった。そんな話、よく聞きませんか?
自分が相手にやったことは思い切り棚の上に放り投げて、
自分の被害はきっちりと償わせようとするヤツです。
例えば…。
A「いつも仲良くしていたのに急に仲間外れにされた!いじめだ!」
↓ 実際は
B「Aさんはいつも人の悪口ばっかり言うので、それが嫌で離れました」
みたいなパターン。
でも、Aみたいな人は大人でもいるし、自分で「なぜそうなっているのか」には気づけない。
きっといつか、痛い目を見て、いくとこまでいかないとわからないんだろうなぁと思う。
(むしろ、一生気づけないのかも)
さらに面倒なのは、その親がさらにこじらせている場合。
「子が子なら親も親」を素でいく。
この場合は、問題がどこにも着陸しない(解決しない)ので、ひたすらにこじれる。
最大の原因は、
私は悪くない、みんな他人が悪い
と本気で考えているからだと思う。
いわゆる他責思考、原因他人論とよばれるもの。
その反対で、自分の好きな考え方が、この動画で紹介されている。
これを見て、そういう人たちみんな気づいてくれればいいのに。
だいたいのことは自分が原因です
人間、何か問題が起これば、
「自分もここが悪かったな、次はこうならないように気を付けよう」
と自分で反省して、次回に生かすことができる。
でも他人(外側)に原因を押し付ける人は、これがまったくできない。
だって、自分は悪くないから。
悪いのは他人だから、自分が反省する必要がなくなってしまう。
これが他責思考、原因他人論の最大の問題点なんじゃないかと思う。
動画では「悪い」のと「原因」はまた別問題、と話す。
例えば、ブラック企業で働いていて、上司からはプレッシャーをかけられ、先輩からはいびられ、身を粉にして働き、睡眠時間もほとんどとれない状況だとする。
ああ、これはまだ自分ができてないから「悪い」んだな…と考える必要はない。
ただ、その会社にいることを選んでいる自分に原因がある、というだけ。
そこを認めずに、上司が悪い、先輩が悪い、環境が悪い、会社が悪い…と文句を言っても、何も変わらない。
ただただ、その選択をやめればいいだけ。
この例に限らず、起こっていることをちゃんと見つめれば、自分の判断が原因になっていることに気づけるようになる。
上に書いたように、他人に原因を押し付ける人はこの考えには絶対に至らないから、そのループからは気づくまで抜けられない。
あとは、あなたはどちらがいいですか?というだけの話。
まとめ 嵐に巻き込まれたくないから自分を変える
嵐のような人生(トラブルが起こりっぱなしの現実)が好きな人は、別にそれでもいいと思う。
ただ、自分は平和に生きたい。
心穏やかに生きることを望んでいる。
だから、自分の行動を省みて、自分を改める。
では、嵐のような人がいたらどうするか?
物理的に離れるしかないです。
それも、原因自分論。
その人が近くにいることを選んでしまっているからね。
君子危うきに近寄らず。
これが一番でしょう。
ちなみに、嵐を起こす人に正論を言っても絶対に伝わらないので、
オススメしません。あしからず。
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