【アキレス腱が切れた話6】 教室が3階にあるのはもうすでに罰ゲーム

アキレス腱が切れた話

移動で1日の体力の大半を使う

車で登校はできるもの、車から職員室までがツライ。
というより、松葉杖での移動がすべてキツイ。
当時は2年生の担任で、教室が3階にあったのがさらに拍車をかけた。

松葉杖生活になって、大変だったこと一覧とその対策。
きっと、足を怪我した人には共通することだと思う。

・階段の上りはまだしも、下りのほうが怖い
 →あせって階段から落ちたら大けが+再断裂の危険
 (対策)とにかくゆっくり。遅れても誰も何も言わないから。

・授業も松葉杖を使いながらやるしかない
 →今思うとよく授業できてたなぁ
 (対策)松葉杖にもたれて授業してた。行儀悪いけど机に座って休憩をはさもう。

・無事な右足に負担が増加、右足も痛くなる
 →右足もやらかしたらどうしよう…という不安
 (対策)反対の足に頼りすぎない。腕にも体重をかけるべき。

・松葉杖をささえる脇が痛いし、握力もなくなってくる
 →左足が大変どころか全身が大変
 (対策)脇で支えすぎると痛い、グリップをしっかり握ろう&休憩大事。

・授業が続くと、放課で職員室に戻るだけの時間はない
 →水分補給不可、トイレ休憩不可の地獄
 (対策)水はもっていたほうがよいかも。トイレは授業中でもいったほうがいい。

・行事があると、移動でさらに地獄を見る
 →体育大会シーズンだったので、授業⇔運動場の移動が…
 (対策)素直にあきらめて座っていよう。みんながやってくれる。

基本は1つ、「無理をしない」こと。
アキレス腱の断裂は、普通に考えて重症です。

ただ、通信のネタとしては非常においしいと言わざるを得なかった。
これは通信用に撮った左足の写真。

職員室で、自分の足を自分で撮影した

断裂したほうの足を使い始めたら危険

ある程度、学校の生活に慣れてくると、動きが雑になってくる。

その兆候の1つが、
ケガしているはずの左足を使い始めること。

その証拠として、足の先っぽのギプスが割れ始める。
ギプスで足が固定されいるためか、左足を使って歩けてしまうのだ。

左足を使ったほうが便利だし、階段での移動も早い。
でも、これはご想像の通り超危険。

週1回の形成外科への通院で、医者に言われてしまった。

「あなた左足使ってるでしょ、これ。またアキレス腱が切れちゃうよ」

まあギプスが割れてるからわかりますよね、そりゃ。

ということで、つながりかかっている腱を切らないためにも、
おとなしく断裂した側は使わないほうが無難。

そんな中、素晴らしく役に立つグッズを発見することに成功したのだった。



~【アキレス腱が切れた話7】 入浴時の救世主が登場 に続く~

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